RX 9070 GREとRTX 5070は価格帯が近く、どちらもWQHD(2560×1440)ゲーミングの主力候補として並びます。ゲームによって速い方が入れ替わるため、スペック表だけでは決めきれず迷う人が多いはずです。この記事では通常描画・レイトレーシング・配信・AI用途まで比較し、「ゲーム中心か、DLSS・配信・生成AIも使うか」で結論が分かれることを最初にお伝えします。
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ラスタライズ描画中心ならRX 9070 GRE、DLSSや配信・生成AIも重視するならRTX 5070。迷ったら機能の幅が広いRTX 5070搭載PCが無難です。
WQHDの通常描画ではタイトルによって勝敗が入れ替わり、レイトレーシングやアップスケーリングの完成度・AI用途ではRTX 5070に分があります。用途で選び方が変わります。
12GB VRAMでWQHDのラスタライズ描画が得意。FPSなど高フレームを狙うゲーム中心の人向け。レイトレとAIはやや弱め。
FRONTIERでRX 9070 GRE搭載モデルを確認するDLSS 4・レイトレ・NVENC配信・CUDAでの生成AIまで対応範囲が広い。用途が定まっていない人でも失敗しにくい選択。
ドスパラ公式でGALLERIAのラインアップを見るRX 9070 GREとRTX 5070の基本スペックを整理
まず両GPUの立ち位置を確認します。RX 9070 GREはRDNA 4世代(Navi 48)を採用したミドルハイクラスのGPUで、上位のRX 9070と下位のRX 9060 XTの間を埋める存在です。RTX 5070はNVIDIAのBlackwell世代で、DLSS 4を軸に据えたミドルレンジの主力モデルです。
RX 9070 GREは演算ユニット48基(3072基のストリームプロセッサ)、12GB GDDR6、192bitバスで帯域幅432GB/sという構成です。VRAM容量12GBはRTX 5070と同じで、WQHDのゲーミングに必要なメモリ量を確保しています。
| 項目 | RX 9070 GRE | RTX 5070 |
|---|---|---|
| 世代 | RDNA 4 / Navi 48 | Blackwell |
| VRAM | 12GB GDDR6 | 12GB GDDR7 |
| メモリバス | 192bit / 432GB/s | 192bit |
| アップスケール | FSR | DLSS 4 |
| 消費電力目安 | 約220W(TBP) | 約250W(TGP) |
表のとおりVRAM容量は同じですが、RTX 5070はより新しいGDDR7を採用しています。消費電力はRX 9070 GREのほうがやや低めで、電源容量に余裕がない構成では有利に働く場面もあります。
両者ともVRAM12GBのWQHD向けGPU。素の描画力はほぼ同格で、差が出るのはレイトレーシング・アップスケーリング・付随用途の部分です。
ゲーム性能の傾向|フルHD・WQHDとレイトレーシング
通常描画(ラスタライズ)のゲーム性能は、フルHD・WQHDともにタイトルによって勝敗が入れ替わる拮抗した関係です。専門媒体の検証でも、Radeonが有利なゲームではRX 9070 GREがRTX 5070を上回り、逆にNVIDIA最適化が強いゲームではRTX 5070が明確にリードする、という傾向が見られます。
具体的には、Radeonが伸びやすいタイトルではRX 9070 GREが二桁パーセント上回るケースがある一方、NVIDIA最適化の強いタイトルでは大きく離される場面もあります。「平均で何%速い」と一括りにできないほど差が出るため、自分がよく遊ぶゲームの傾向で判断するのが確実です。
レイトレーシングを有効にすると傾向が変わります。RDNA 4でレイトレ性能は向上したものの、重量級のレイトレやパストレーシングを含むテストではRTX 5070が優勢です。レイトレを積極的に使いたいならRTX 5070のほうが余裕があると考えておくとよいでしょう。
RX 9070 GREが得意な傾向
- WQHDのラスタライズ描画で高フレームを狙いやすい
- Radeon最適化タイトルで強さを発揮する
- 12GB VRAMでテクスチャ負荷の高い設定にも対応
RX 9070 GREが不利な傾向
- 重いレイトレ・パストレーシングでは差が開く
- NVIDIA最適化の強いタイトルで離される場合がある
- 4K高負荷では余裕が少なめ
FSRとDLSS|アップスケーリングの違い
アップスケーリング(低解像度で描画して高解像度に引き上げる技術)は、両GPUの体感差が出やすいポイントです。RX 9070 GREはAMDのFSR、RTX 5070はDLSS 4に対応します。
DLSS 4はマルチフレーム生成を含む機能拡張が進んでおり、対応タイトル数と画質・安定性の面で先行しています。フレーム生成を積極的に使ってフレームレートを底上げしたい場合、DLSS対応のRTX 5070のほうが恩恵を受けやすいのが現状です。FSRも改善が続いていますが、対応の広さと完成度ではDLSSがリードしています。
ただし、ネイティブ描画中心でアップスケーリングにこだわらない遊び方なら、この差は購入判断を左右するほど大きくはなりません。遊びたいゲームがどちらの技術に対応しているかを確認しておくと安心です。
配信・動画編集・ローカルAIでの違い
ゲーム以外の用途では、両者の差がはっきり出ます。OBSでの配信では、NVIDIAのNVENCエンコーダーが長年の実績と対応の広さを持ち、配信ソフト側の最適化も進んでいます。配信を本格的にやるならRTX 5070が扱いやすい場面が多いです。RadeonのエンコーダーもH.264/HEVC/AV1に対応しており、通常の配信は問題なくこなせます。
生成AI(Stable Diffusionなどの画像生成やローカルLLM)では、CUDAに対応するRTX 5070が有利です。多くのAIツールがCUDA前提で開発・最適化されており、導入の手間や動作の安定性で差が出ます。RadeonはROCm経由で一部対応しますが、環境構築の難易度は上がります。ローカルAIを本格的に使うならRTX 5070が現実的な選択です。
購入前に確認してください。
- RX 9070 GREのボードは全長280〜330mm・3スロット占有クラスが多く、ケースの対応サイズを要確認
- 推奨電源は550W以上が目安。既存PCに載せ替える場合は電源容量をチェック
- ローカルAI用途を重視するなら、CUDA対応のRTX 5070のほうがツールの互換性で有利
どんな人にどちらが向くか
ここまでの比較を用途別にまとめます。ゲームの遊び方と、配信・AIをどこまで使うかで結論が変わります。
- WQHDでラスタライズ描画のゲームを中心に遊ぶ人
- Radeon最適化タイトルやFPSで高フレームを狙いたい人
- 配信・生成AIより純粋なゲーム性能とコスパを優先する人
- DLSS 4やフレーム生成、レイトレーシングを活用したい人
- OBSでの配信や動画編集も並行して行う人
- Stable Diffusionやローカルフレームワークなど生成AIを使う人
用途がはっきりしない、あるいは複数の使い方をしたいなら、対応範囲の広いRTX 5070搭載PCを選んでおくと後悔しにくいです。ドスパラのGALLERIAはRTX 5070搭載モデルの構成が豊富で、公式で最新のラインアップと価格を確認できます。
用途別に比較|3つの選び方
ここまでの内容を、価格・総合・用途判断の3つの軸で整理します。搭載PCの実売価格や在庫は流通で変わるため、リンク先で最新情報を確認してください。
よくある質問
- RX 9070 GREとRTX 5070、ゲーム性能が高いのはどっち?
-
タイトルによって入れ替わります。ラスタライズ描画中心ならRX 9070 GREが勝る場面もあり、レイトレーシングやNVIDIA最適化タイトルではRTX 5070が優勢です。遊ぶゲームの傾向で選ぶのが確実です。
- 配信や生成AIを使うならどちらがよい?
-
RTX 5070が扱いやすいです。配信ではNVENCの対応が広く、生成AIはCUDA対応ツールが多いため導入と安定性で有利です。RadeonはROCm経由で一部対応しますが環境構築の手間が増えます。
- VRAM12GBでWQHDや4Kは足りる?
-
WQHDでは多くのタイトルで十分です。4Kの高負荷設定では余裕が少なくなる場面もあり、両GPUとも4Kより WQHDを主戦場と考えるのが現実的です。
まとめ|用途で選べば失敗しにくい
RX 9070 GREとRTX 5070は、WQHDの通常描画ではほぼ互角で、タイトルごとに勝敗が入れ替わります。ラスタライズ描画のゲームを中心に高フレームを狙うならRX 9070 GRE、DLSS 4・レイトレーシング・配信・生成AIまで幅広く使うならRTX 5070が向きます。
用途が定まっていない、あるいは複数の使い方をしたいなら、対応範囲の広いRTX 5070搭載PCを選んでおくと後悔しにくいというのが総合的な判断です。最大の注意点は、搭載PCの価格・在庫が流通で変動することと、ケースサイズ・電源容量の確認です。
- ✓ RTX 5070搭載モデルの構成と価格帯を確認できる
- ✓ DLSS 4・配信・生成AIまで対応範囲が広い
- ✓ 用途が複数・未確定でも失敗しにくい選択
価格・在庫・納期・構成は変動するため、購入前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
RX 9070 GRE搭載モデルを軸に検討したい場合は、FRONTIERで取り扱いのある構成と価格を確認できます。
最終更新日:2026年7月18日。価格・在庫・構成・条件は変動するため、購入前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

