DLSS 4.5 Ray Reconstructionが提供開始|全GeForce RTX対応、30ゲームで新モデルを適用可能

3行でわかる今回のニュース

  • 何が:NVIDIAが「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」の第2世代Transformerモデルを提供開始
  • いつ:2026年8月25日(Gamescom 2026にて発表・提供開始/正式版は9月予定)
  • 誰に関係する?:すべてのGeForce RTXユーザー。新GPUを買わなくても対応ゲームで画質改善を試せる

NVIDIAは、レイトレーシング/パストレーシング時の画質を高める「DLSS Ray Reconstruction」に、新しい第2世代Transformerモデルを採用した「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」の提供を開始しました。Gamescom 2026に合わせた発表で、対象はすべてのGeForce RTX GPUです。

提供はNVIDIAアプリの「Early Access(早期アクセス)」への参加という形で、正式版は9月予定とされています。現時点では、NVIDIAアプリ経由で30タイトルに新モデルを適用できます。新GPUの購入を必須とせず、いま使っているRTX搭載PCで画質改善を試せる点が今回のポイントです。

今回提供が始まったもの

DLSS Ray Reconstructionは、レイトレ/パストレ描画で発生するノイズをAIで補正し、より鮮明で安定した映像を再構築する技術です。従来は手動調整のデノイザーが担っていた処理を、NVIDIAのスーパーコンピューターで学習したAIモデルが置き換えます。

今回の「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」では、新たに第2世代のTransformerモデルを採用。NVIDIAによると、前モデルと同等の処理速度を保ちつつ、演算能力は約35%増、処理するパラメータは約20%増とされ、ライティングの精度や動きの安定性が向上するとしています。

対応するGPUと必要なもの

  • 対応GPU:すべてのGeForce RTX GPU
  • 必要ドライバー:GeForce Game Ready Driver 580.88 WHQL 以降
  • 提供形態:NVIDIAアプリのEarly Access(正式版は9月予定)

Ray Reconstruction自体が全RTX向けの技術のため、特定世代への限定はありません。ただし今回のモデルはEarly Access段階での提供であり、正式版は後日切り替わる点に留意してください。

対応ゲームと適用方法

NVIDIAによると、現時点でNVIDIAアプリ経由で新モデルを適用できるのは30タイトル。『Cyberpunk 2077』『Alan Wake 2』『Indiana Jones and the Great Circle』『DOOM: The Dark Ages』『Hogwarts Legacy』など、レイトレ/パストレを重視するタイトルが含まれます。

適用の流れは次のとおりです(公式手順に基づく/UI表記は環境により異なる場合があります)。

  1. NVIDIAアプリの「Settings(設定)」→「About」でEarly Accessリリースにオプトインする
  2. 「Graphics」で対象ゲームを選ぶ(または上部の「Global Settings」でライブラリ全体に適用)
  3. 「Driver Settings」→「DLSS Override – Model Presets」→「Custom」を選択
  4. 「Ray Reconstruction」のプルダウンで「Recommended」または「Preset F」を選ぶ
  5. 「Apply」で適用

あわせて今回のNVIDIAアプリ更新では、ゲーム別のResizable BAR設定やG-SYNC Pulsar関連の設定なども追加されています。

PCユーザーへの影響

今回の更新は、新しいGPUを買わずに既存のRTX環境の画質を底上げできる無料アップデートです。特にレイトレ/パストレを常用するタイトルで恩恵が出やすく、対応ゲームを持っているユーザーは一度試す価値があります。DLSS対応の広さはGPU選びの判断材料にもなるため、これから購入・買い替えを検討している人は、実際のfpsやコスパを含めて比較しておくのがおすすめです。

ユウトのひとこと

個人的に注目したいのは「新GPU不要で全RTX対象」という点です。DLSSはつい最新世代の目玉機能として語られがちですが、Ray Reconstructionは世代を問わず効くのが強み。Early Access段階なので不安定な可能性はありますが、レイトレ重めのゲームを持っているなら試す価値は十分あります。正式版は9月予定なので、様子見派はそこまで待つのもありです。

DLSS前提のfps目安を知りたい場合は、解像度別の必要スペックもあわせて確認できます。

DLSSの対応状況や設定内容は今後のアップデートで変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。


情報源

情報確認日時:2026年8月25日時点

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この記事を書いた人

ユウト|ゲーミングPCのトリセツ NEWS 編集部
ゲーミングPC・BTO・GPU・PCゲーム環境の最新情報を、公式情報を確認しながら分かりやすく整理しています。