ナイトシティのネオン街をレイトレーシングで歩きたいけれど、サイバーパンク2077の推奨スペックがどれくらい必要なのか分かりにくいと感じていませんか。このゲームは画質設定で負荷が2倍以上変わるため、目指す解像度とレイトレの有無で必要なGPUが大きく変わります。本記事では公式の必要動作環境を基準に、フルHD・WQHD・4Kの画質帯別に現実的なPC構成を整理します。
A. 公式の推奨はRTX 2060 SUPER/RX 5700 XT・メモリ16GBです。レイトレや4Kで快適に遊ぶなら、現役世代ではRTX 5070〜5070 Ti級が現実的なラインになります。
- 公式推奨:RTX 2060 SUPER/RX 5700 XT・メモリ16GB・SSD 70GB(高設定・フルHD・60fps目安)
- レイトレで快適:WQHDはRTX 5070級、4Kはレイトレ込みでRTX 5070 Ti級が目安
- パストレーシング:VRAM 16GB+RTX 5070 Ti以上が現実的な下限・NVIDIA RTX専用
- 注意点:DLSS等の世代依存機能を前提にしたfpsなので、AMD GPUではパストレーシング不可
サイバーパンク2077(Cyberpunk 2077)はレイトレーシングとパストレーシングで負荷が段階的に跳ね上がる、いわゆる「重いゲーム」の代表格です。どの画質で遊ぶかを先に決めることが、無駄のないGPU選びの近道になります。それぞれの画質帯で必要な構成を、公式情報と実測傾向を交えて見ていきます。

レイトレって、つけるとそんなに重くなるんですか?



レイトレOFFとパストレーシングONでは負荷の桁が違うんだ。だからこそ「自分がどこまでの画質で遊ぶか」を決めてからGPUを選ぶのが正解だよ。
サイバーパンク2077の必要・推奨スペックは?公式基準と実際の重さ
サイバーパンク2077の推奨スペックは厳しいのでしょうか? 答えは「フルHD高設定なら現役GPUで十分軽く、レイトレ・4Kで急に重くなる」です。理由は、CD PROJEKT REDが公開している動作環境がレイトレの有無で別建てになっているためです。
実際に公式サポートページで確認したところ、Update 2.0および「仮初めの自由(Phantom Liberty)」以降の動作環境は、レイトレなし・レイトレありの2系統で提示されています。まずはレイトレなしの基準を整理します。
| 項目 | 最低(低設定/1080p/30fps) | 推奨(高設定/1080p/60fps) | ウルトラ(ウルトラ/4K/60fps) |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i7-6700 / Ryzen 5 1600 | Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D | Core i9-12900 / Ryzen 9 7900X |
| GPU | GTX 1060 6GB / RX 580 8GB / Arc A380 | RTX 2060 SUPER / RX 5700 XT / Arc A770 | RTX 3080 / RX 7900 XTX |
| VRAM | 6GB | 8GB | 12GB |
| メモリ | 12GB | 16GB | 20GB |
| ストレージ | SSD 70GB | SSD 70GB | NVMe SSD 70GB |
※ 出典:CD PROJEKT RED 公式サポート「Cyberpunk 2077 System Requirements」、取得日:2026年6月10日
レイトレを使う場合は要求が一段上がります。レイトレ推奨はRTX 3080 Ti/RX 7900 XTX+メモリ20GB、最上位のレイトレ オーバードライブ(パストレーシング)は4K・60fpsでRTX 4080+メモリ24GBという基準です。しかもオーバードライブの数値はDLSSフレーム生成を有効にした状態での計測値である点に注意が必要です。
レイトレ オーバードライブの「4K/60fps」はDLSSフレーム生成オンで計測されています。つまりネイティブ描画のみで4K・60fpsを出せるわけではなく、アップスケーリングとフレーム生成の併用が前提です。公式FPSデータはあくまで内部テスト値で、構成や設定で変動します。
公式は推奨GPUにRTX 2060 SUPERを挙げますが、実測の傾向ではこれはあくまで「レイトレOFF・フルHD高設定・60fps」のラインです。レイトレを有効にすると同じGPUでもフレームレートが半分前後まで落ちるため、レイトレを常用したい層は推奨スペックの一段上を見ておくのが現実的です。Phantom Liberty以降はSSDが必須要件に追加された点も押さえておきましょう。



公式推奨はレイトレOFF前提。レイトレや4Kを狙うなら、推奨スペックの「次の段」を見るのが損しないコツなんだ。
画質帯別の現実的なPC構成|フルHD・WQHD・4Kとレイトレの有無
結局どの解像度でどのGPUを選べばいいのでしょうか? 答えは「フルHDはRTX 5060 Ti級、WQHDはRTX 5070級、4Kレイトレ込みはRTX 5070 Ti級」が現実的な目安です。理由は、レイトレの段階ごとに必要な描画力とVRAMが大きく変わるためです。
製品名は初出のためフルネームで記載します。NVIDIA GeForce RTX 5070(以下 RTX 5070)とNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti(以下 RTX 5070 Ti)が、レイトレ・4Kを意識する層の中心的な選択肢になります。
| 狙う画質帯 | GPU目安 | VRAM | このPCで何ができるか |
|---|---|---|---|
| フルHD / RT Medium / 60fps | RTX 5060 Ti 16GB以上 | 16GB | DLSS Quality+フレーム生成でナイトシティを快適散策 |
| WQHD / RT Ultra / 60fps | RTX 5070以上 | 12GB+ | RT MediumならWQHDで余裕、RT UltraはDLSS併用で実用域 |
| 4K / RT Ultra / 60fps | RTX 5070 Ti以上 | 16GB+ | DLSS+フレーム生成で4K RT Ultraを安定運用 |
| 4K + パストレーシング | RTX 5070 Ti以上 | 16GB必須 | NVIDIA限定・DLSS+MFG前提で実用域に到達 |
※ GPU目安は公式必要動作環境と各メディアの実測傾向を基にした編集判断です。出典:CD PROJEKT RED 公式サポート、取得日:2026年6月10日
VRAMの考え方は明確です。通常のレイトレ用途なら12GB以上、パストレーシングを常用するなら16GBが事実上の必須です。4K最高設定+RT OverdriveではVRAM使用量が13〜14GB前後に達するため、12GBのRTX 5070では4Kパストレーシングでスタッターが出やすく、フルHDやWQHDに割り切るのが安定します。
公式はレイトレ オーバードライブにRTX 4080を挙げますが、現役世代では同等以上の描画力を持つRTX 5070 Tiが、VRAM 16GBとDLSS 4のフレーム生成を組み合わせて4Kパストレーシングの「実用最低ライン」になっています。RTX 5070(12GB)は4K重量級でVRAMが先に頭打ちになる場面があるため、4K狙いならTiを推す判断です。
CPU側も無視できません。サイバーパンク2077はナイトシティのNPC処理が重く、特にフルHDではCPUボトルネックが起きやすいゲームです。3D V-Cache搭載のRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 9800X3Dはこのタイトルと相性がよく、CPU律速の場面でフレームレートが伸びやすい傾向があります。GPUに見合うCPUを組み合わせることで、せっかくの描画力を活かせます。
DLSSとフレーム生成の活用|重いゲームを快適にする鍵
サイバーパンク2077でDLSSは必須なのでしょうか? 答えは「レイトレ・4Kで快適に遊ぶなら実質必須」です。理由は、ネイティブ描画だけでは現役のミドルハイGPUでも4Kレイトレで60fpsを安定させるのが難しいためです。
DLSSは内部的に低い解像度で描画してAIで補完するアップスケーリング技術で、Quality設定でも画質をほぼ維持したままフレームレートを大きく伸ばせます。さらにフレーム生成(Frame Generation)を併用すると、AIが中間フレームを生成して見かけのfpsを底上げします。レイトレの重さをこれらの技術で相殺するのが、2026年現在の現実的な遊び方です。
DLSSのマルチフレーム生成(MFG)などの一部機能はGPU世代によって対応範囲が異なります。最新世代でしか使えない機能を前提にfpsを語ると誤解を招くため、構成を選ぶ際は「自分のGPUがどの機能まで対応するか」をNVIDIA公式で確認するのが確実です。設定名はゲーム内およびメーカー公式表記に合わせるのが安全です。
重要な制約として、パストレーシング(Overdrive Mode)はNVIDIA RTX専用です。デノイザーにDLSS Ray Reconstructionを使う仕組みのため、AMD GPUではパストレーシングを有効化できません。AMDのRX 9000シリーズはFSR 4でアップスケーリング画質が改善していますが、パストレーシングを体験したいならNVIDIA RTXを選ぶ必要があります。
- DLSSはQuality設定なら画質を保ったままフレームレートを底上げできる
- フレーム生成は重いレイトレ・パストレーシングと相性がよい
- フレーム生成を有効にするとNVIDIA Reflexが自動でオンになり入力遅延を抑える
- パストレーシングはAMD GPUでは利用不可(NVIDIA RTX専用)
- 一部のマルチフレーム生成機能は最新GPU世代に限定される
- フレーム生成は元のfpsが低すぎると操作感が不自然になりやすい



フレーム生成をオンにすれば、どんなGPUでも4Kレイトレが快適になるんですか?



万能ではないよ。元のフレームレートがある程度出ていないと操作感が不自然になる。だからベースの描画力としてRTX 5070 Ti級が欲しいんだ。
重い時の設定見直し|FPSを取り戻す優先順位
サイバーパンク2077が重いとき、最初に何を下げればいいのでしょうか? 答えは「レイトレーシング品質を下げるのが最優先」です。理由は、このゲームでフレームレートへの影響が最も大きい設定がレイトレだからです。
サイバーパンク2077は設定変更の効き目が大きいタイトルで、適切に調整すればフレームレートが1.5〜1.7倍に改善するケースもあります。下げて効果の大きい順に手を入れるのが効率的です。
最も効果が大きい設定です。RT Ultra→OFFでフレームレートが約2倍、Ultra→Mediumでも大きく改善します。ミドルGPUはOFF、アッパーミドルはMediumが現実的な落とし所です。
レイトレ以外で最も負荷の大きい設定です。最高設定からMediumに下げても水面やガラスの映り込みがわずかに粗くなる程度で、見た目の満足度を保ったままフレームレートを稼げます。
この3項目をMediumにすると合計で20〜30%の改善が見込めます。屋内ミッションでは霧・雲の影響はほぼゼロなので、常時Mediumでも違和感は少なめです。
ここまで下げた上でDLSS Qualityを有効にすると、さらに40〜60%のフレームレート上乗せが狙えます。フレーム生成対応GPUなら見かけのfpsも底上げできます。
※ 設定別の改善幅は各メディアの実測傾向に基づく目安です。構成・シーンにより変動します。取得日:2026年6月10日
もうひとつ覚えておきたいのが群衆密度です。これはフレームレートよりCPU負荷に直結する設定で、フルHDでGPU使用率が上がりきらずCPU使用率が100%付近に張り付く場合、群衆密度をMedium以下に下げるとCPUボトルネックが緩和します。影設定を細かく下げるよりも、反射・ボリュメトリック・AOの3点を見直す方が効果的というのが、このゲームの設定調整のセオリーです。
画質帯別おすすめBTO|レイトレ・4K志向のGALLERIA構成
サイバーパンク2077向けにどのBTOを選べばいいのでしょうか? 答えは「狙う画質帯に合わせてGPUを選び、CPUとVRAMを過不足なく揃える」ことです。理由は、解像度とレイトレの組み合わせでボトルネックになる部分が変わるためです。
ここでは画質帯ごとに必要なGPUクラスと、PCを選ぶときの確認ポイントを整理します。GPコスパ指数などの数値比較は具体的なモデルと実売価格が確定したうえで算出すべきもので、本記事ではGPUクラスと用途の対応に絞って解説します。
GPコスパ指数とは、3DMark Time Spyのスコアを実売価格(税込・万円単位)で割って100を掛けた、スペック対価格の効率を見るための当サイト独自指標です。静音性・デザイン・サポート品質は反映しません。
| 画質帯 | ★レイトレ・4K本命★ | WQHD向け | |
|---|---|---|---|
| 推奨GPU | RTX 5070 Ti 16GB | RTX 5070 12GB | |
| 推奨CPU | Ryzen 7 9800X3D級 | Ryzen 7 7800X3D級 | |
| メモリ | 32GB | 16〜32GB | |
| 得意な遊び方 | 4K RT Ultra〜パストレーシング | WQHD RT Medium〜Ultra | |
| こんな人に合う | 最高画質でレイトレを堪能したい | 高フレームレートとコスパ両立派 |
※ 上記はGPUクラスと用途の対応をまとめた目安です。引用する際は当サイトURLへのリンクをお願いします。引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)・取得日:2026年6月
レイトレや4Kを本命にするなら、VRAM 16GBを備えたRTX 5070 Ti搭載モデルが軸になります。WQHDで高フレームレートとコスパを両立したいなら、RTX 5070搭載モデルが現実的です。3D V-Cache搭載CPUを組み合わせると、CPUボトルネックの場面でフレームレートを底上げできるため、GPUと同じくらいCPU選びも効いてきます。
BTOで選ぶ場合、向かない人もいます。レイトレOFF・フルHDで遊べれば十分という人にとっては、RTX 5070 Ti級はオーバースペックになりがちです。その場合は一段下のクラスに予算を抑え、モニターやストレージに回す方が満足度は高くなります。逆にパストレーシングを4Kで常用したい人は、RTX 5080以上まで検討範囲を広げる価値があります。
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RTX 5070 Tiに乗り換えてから、ナイトシティの夜景をレイトレONで歩けるようになって満足。VRAM 16GBで4Kでも止まらないのが大きい。
サイバーパンク2077の推奨スペックに関するよくある質問
サイバーパンク2077の推奨スペックやPC選びでよく寄せられる疑問を、公式情報と実測傾向を基にまとめました。
- サイバーパンク2077の公式推奨GPUは何ですか?
-
公式推奨はRTX 2060 SUPER/RX 5700 XT(VRAM 8GB)で、レイトレOFF・フルHD高設定・60fpsが目安です。レイトレや4Kを狙う場合は現役世代のRTX 5070〜5070 Ti級が現実的なラインになります。
- パストレーシングはAMD GPUでも使えますか?
-
使えません。パストレーシングはDLSS Ray Reconstructionをデノイザーとして使うためNVIDIA RTX専用です。AMD GPUでは通常のレイトレとFSRが上限になります。
- 4Kレイトレで快適に遊ぶにはどのGPUが必要ですか?
-
4K・RT Ultraを安定させるならRTX 5070 Ti以上が目安です。VRAM 16GBとDLSS・フレーム生成の併用が前提で、パストレーシングを4Kで楽しむ場合も同クラスが現実的な下限になります。
- VRAM 8GBのGPUでも遊べますか?
-
遊べます。フルHD・レイトレOFF・DLSS Qualityなら8GBのGPUでも快適にプレイできます。ただしレイトレを有効にするとVRAMが圧迫されてスタッターが出やすいため、レイトレはOFFが安定します。
- 設定で一番フレームレートに効く項目はどれですか?
-
レイトレーシング品質です。Ultra→OFFで約2倍に改善します。次に効くのがスクリーンスペース反射・ボリュメトリック・アンビエントオクルージョンの3項目で、いずれもMediumに下げると合計20〜30%伸びます。
まとめ|サイバーパンク2077は画質帯でGPUを決めるのが正解
- 公式推奨:RTX 2060 SUPER/RX 5700 XT・メモリ16GB(レイトレOFF・フルHD高設定)
- レイトレ・4K:WQHDはRTX 5070級、4K RT Ultra〜パストレーシングはRTX 5070 Ti級+VRAM 16GB
- 快適化の鍵:DLSS Quality+フレーム生成、重い時はレイトレ→反射→ボリュメトリックの順で見直す
- 注意:パストレーシングはNVIDIA RTX専用・一部MFG機能は世代依存
サイバーパンク2077はレイトレの段階で負荷が大きく変わるため、「どの画質で遊ぶか」を先に決めることが最も合理的なGPU選びです。レイトレOFF・フルHDなら公式推奨クラスで十分軽く、WQHDのレイトレならRTX 5070級、4Kレイトレやパストレーシングを堪能するならVRAM 16GBのRTX 5070 Ti級が現実的なラインになります。
- 遊びたい解像度とレイトレの有無を先に決める
- パストレーシング狙いならVRAM 16GBとNVIDIA RTXを選ぶ
- CPUは3D V-Cache搭載モデルでボトルネックを回避する
- SSDは必須要件なので70GB以上の空きを確保する
レイトレや4Kを本命にするなら、VRAM 16GBを備えたRTX 5070 Ti搭載GALLERIAが過不足のない選択肢です。最新の構成と価格は公式で確認するのが確実です。
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最終更新:2026年6月


主要BTO10社以上の実機検証経験。GPコスパ指数による独自評価を軸に、初心者から上級者まで「損しない1台」の選び方を発信しています。
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