ドスパラ ブラックフライデーは、年に一度のGALLERIAをまとまった額で狙える数少ない機会です。ただ「本当に安いのか」「どのモデルが狙い目なのか」が分かりにくく、買い時を逃しやすいセールでもあります。本記事では過去3年の開催傾向と値引きの実態を整理し、2026年の判断基準まで具体的に示します。筆者は主要BTO10社以上を継続的に追っています。
A. GALLERIA本体は値引きより「ポイント還元」が主体で、実質値引き率は2〜8%が中心です。パーツ周辺機器は最大クラスの値下げが狙えます。
- 結論:GALLERIA本体は「劇的値引き」より抽選ポイント還元+小幅値引きが基本。狙うなら還元率と在庫を見る
- 狙い目:RTX 5060 Ti/RTX 5070搭載のミドル帯。コスパが最も出やすい価格帯
- 開催時期:例年11月第4金曜の前後から12月初旬まで。2025年は11月21日〜12月1日
- 注意点:2026年はメモリ高騰の影響で「型落ち=安い」が崩れている点に注意
※本記事はドスパラのセール時期を年間で扱う主記事の派生記事として、ブラックフライデーに特化して傾向と狙い目を深掘りした内容です。
ドスパラ ブラックフライデーはいつ開催される?
ドスパラ ブラックフライデーはいつ開催されるのか。答えは例年11月第4金曜の前後から12月初旬までです。2025年は11月21日11:00〜12月1日10:59の10日間で開催されました。

ドスパラは本セールの前に「先取りキャンペーン」を挟むのが恒例なんだ。本番を待ちすぎると在庫切れになることもあるよ。
実際に過去3年の開催日を確認したところ、開始は「11月の第3〜第4金曜」、終了は「12月初旬の月曜午前」というパターンが定着しています。下表は実際の開催実績です。
| 開催年 | 本セール期間(通販) | 主な施策 |
|---|---|---|
| 2025年 | 11月21日〜12月1日 | 抽選最大10万pt還元+対象PC最大10万円OFF |
| 2024年 | 11月22日〜12月2日 | 最大8万円OFFクーポン+抽選ポイント還元 |
| 2023年 | 11月17日〜12月1日 | 抽選10万pt還元+特別モデル販売 |
※ 出典:ドスパラ公式・GameWith、取得日:2026年6月15日
過去傾向から、2026年は11月20日前後の金曜開始、12月初旬の月曜終了が有力です。確定情報ではないため、11月上旬の「先取りキャンペーン」告知が出た時点で本記事を更新します。
ドスパラ ブラックフライデーは本当に安いのか?
ドスパラ ブラックフライデーは本当に安いのか。答えは「PC本体は劇的値引きではなく還元主体、パーツ周辺機器は大幅値引き」という二層構造です。この違いを理解しないと損をします。
公式はブラックフライデーを「最大10万円OFF」と打ち出しますが、これは一部の高額ハイエンド機に適用される上限値です。実際にGameWithの掲載データで個別モデルの値引き率を確認したところ、ミドル帯のGALLERIAは2〜8%程度の値引きが中心でした。一般論として「ブラックフライデー=半額級」を期待すると肩透かしになりやすいというのが実測ベースの感覚です。



えっ、本体はそんなに値引きされないんですか…?



値札の下げ幅だけ見ると小さいんだ。でも「抽選ポイント還元」が当たれば実質が一気に変わる。だから本体は還元、パーツは値引き、と分けて考えるのが正解だよ。
本体は「抽選ポイント還元」が実質の主役
ドスパラ ブラックフライデーの目玉は、期間中に合計1,000円以上の購入でエントリーすると、抽選で1,000名に最大10万ポイント(1等10名)が当たるキャンペーンです。2023年から毎年継続している恒例施策で、当選すれば実質値引き率は跳ね上がります。
※ 出典:ドスパラ公式(black-friday-2025)、取得日:2026年6月15日
パーツ・周辺機器は値引き率が大きい
本体と対照的に、PCパーツや周辺機器は数量限定の特価が入ります。すでに本体を持っていてストレージやモニターを増設したい人にとっては、本体より明確に「買い時」です。在庫限りで終わるため、開始直後の確認が有利になります。
GALLERIAの狙い目モデルはどれ?
GALLERIAの狙い目はどのモデルか。答えはRTX 5060 Ti〜RTX 5070搭載のミドル帯です。価格に対する性能の効率が最も高く、抽選還元の恩恵も受けやすい価格帯だからです。
独自指標であるGPコスパ指数で各モデルを並べると、価格対性能の差が見えやすくなります。GPコスパ指数とは、3DMark Time Spy スコアを実売価格(税込・万円単位)で割って100を掛けた独自指標です。スペック対価格の効率を示すもので、静音性・デザイン・サポート品質は反映しません。



3DMarkの個別スコアが公式確認できないモデルは指数を出さない。だから今回は構成と実売価格で「狙い目度」を整理するよ。
実際にGameWith掲載のセール時データで確認した、代表的なGALLERIAの構成と価格帯は次のとおりです。価格はセール時点の参考値で、ブラックフライデーやメモリ相場により変動します。
| モデル | ★狙い目★ GPU | CPU | 価格帯(参考) | こんな人に合う |
|---|---|---|---|---|
| GALLERIA RA7R系 | RTX 5060 Ti | Ryzen 7 5700X | 18万円台〜 | フルHD高fpsを安く始めたい |
| GALLERIA XPR7A系 | RTX 5060 Ti | Ryzen 7 7700 | 22万円台〜 | 長く使えるバランス型が欲しい |
| GALLERIA XA7R/XPC7A系 | RTX 5070 | Ryzen 7 7700/Core Ultra 7 | 25〜26万円台〜 | WQHDや高設定で快適に遊びたい |
| GALLERIA FDR7A系 | RTX 5080 | Ryzen 7 7800X3D | 40万円台〜 | 4Kや配信を妥協なく |
※ 出典:GameWith「ドスパラ ブラックフライデー」、取得日:2026年6月15日/価格はセール掲載時点の参考値
※ 上記データを引用する際は当サイトURLへのリンクをお願いします。引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)・取得日:2026年6月
公式はハイエンドの大幅OFFを前面に出しますが、実際に価格対性能で得をしやすいのはミドル帯です。RTX 5060 TiならフルHDで多くのタイトルを高設定、RTX 5070ならWQHDも視野に入ります。予算が許すならRTX 5070搭載機を軸に検討するのが現実的です。
\ 開催時は在庫が動きやすいので早めの確認を /
過去のブラックフライデー傾向から分かる買い方
過去傾向から何が分かるのか。答えは「先取り期で目当てを決め、本番開始直後に動く」のが最も成功率が高いという点です。在庫切れと当選機会の両方を逃さないためです。
過去3年を並べると、2023年は店頭オークションや週末サプライズ、2024年は最大8万円OFFクーポン、2025年は最大10万円OFF+抽選還元と、年ごとに目玉施策が入れ替わっています。一方で「抽選ポイント還元」と「先取りキャンペーン」は共通して継続しており、ここは2026年も踏襲される可能性が高い部分です。
11月上旬の先取りキャンペーンで本命と次点を決めておきます。本番開始後に迷うと売り切れます。
抽選ポイント還元はエントリー必須です。PC購入なら条件は自動的に満たします。
多くのケースでクーポンとポイント還元は併用できます。適用後の合計支払額で比較します。



去年は迷っているうちに本命が売り切れた。先に候補を決めておけば良かったと後悔しました。
2026年はメモリ高騰で判断基準が変わる
2026年のブラックフライデーで気をつける点は何か。答えはメモリ価格の高騰です。例年の「待てば下がる」「型落ちは安い」という常識が崩れているため、安易な様子見は逆に損になりやすい状況です。
PC Watchの集計では、2025年11月から始まったメモリの大幅な値上がりが2026年も継続し、DDR5の一部は安かった時期比で5倍超まで上昇したと報じられています。新品PCは実質2〜4万円ほど押し上げられており、メモリ増設のハードルが大きく上がっています。
※ 出典:PC Watch、取得日:2026年6月15日
- 標準で32GBメモリを積んだ構成は、今は割安に見えやすい
- 後からのメモリ増設は割高。買う時点で必要容量を満たすのが得策
- 「来年まで待てば安くなる」という前提は2026年は通用しにくい
- 16GB構成を買って後から増設、という従来の節約術はコストが合いにくい
メモリ相場が読みにくい今は、ゲーム用途なら32GB構成を最初から選ぶ方が結果的に安くつくケースが増えています。価格高騰の背景は別記事で詳しく検証しています。
他社セールと比べてドスパラを選ぶべき人は?
ドスパラを選ぶべきなのはどんな人か。答えは「短納期で早く欲しい人」と「GALLERIAの冷却・サポートを重視する人」です。値引き率だけなら他社が上回る局面もあるためです。
向く人:即日〜短納期で受け取りたい/GALLERIA専用ケースの冷却を重視/抽選還元のチャンスを狙いたい人。向かない人:とにかく最安値の値引き率だけを追いたい人、特定パーツの限界構成を自由に組みたい人。
BTO各社のセールは時期・値引き方法・納期がそれぞれ異なります。複数社を横断して比較したうえで決めると失敗が減ります。比較の全体像は下記の比較記事にまとめています。
ドスパラ自体の評判や「やめとけ」と言われる理由が気になる場合は、ドスパラの評判を検証した記事も判断材料になります。GALLERIAの具体的なおすすめ構成はGALLERIAおすすめ構成の記事で予算別にまとめています。
\ 開催状況と対象モデルは公式が最新です /
ドスパラ ブラックフライデーに関するよくある質問
ドスパラ ブラックフライデーについて、読者から多い疑問をまとめます。開催時期や還元、併用可否など、判断に直結する点を中心に回答します。
- ドスパラ ブラックフライデーは2026年いつ開催されますか?
-
確定情報はまだありませんが、過去傾向では11月第4金曜前後から12月初旬までが有力です。先取りキャンペーンが先行します。
- GALLERIA本体は大幅に値引きされますか?
-
ミドル帯の値引き率は2〜8%が中心です。本体は値引きより抽選ポイント還元が実質の主役になります。
- クーポンとポイント還元は併用できますか?
-
多くのケースで併用できます。クーポンで価格を下げたうえで還元を受ける形になりますが、対象条件は購入前に確認してください。
- 狙い目のGALLERIAはどれですか?
-
RTX 5060 Ti〜RTX 5070搭載のミドル帯が価格対性能で有利です。WQHD重視ならRTX 5070搭載機が軸になります。
まとめ:ドスパラ ブラックフライデーの狙い方
- 本体は「抽選ポイント還元+小幅値引き」、パーツは「大幅値引き」の二層構造
- 狙い目はRTX 5060 Ti〜RTX 5070のミドル帯GALLERIA
- 先取り期に候補を絞り、本番開始直後に動くのが成功率が高い
- 2026年はメモリ高騰で「待てば安い」が崩れている点に注意
- 本命と次点のモデルを先取り期に決めたか
- 抽選還元のエントリーを済ませたか
- クーポン適用後の合計支払額で比較したか
- メモリ容量を買う時点で必要量にしたか
セール時期の全体像を押さえたい場合は、年間のドスパラのセールはいつかをまとめた記事も合わせて確認すると、ブラックフライデー以外の買い時も見えてきます。買うタイミング全般の判断軸はこちらで解説しています。
\ 開催中は対象モデルと在庫を公式でチェック /
最終更新:2026年6月









