VALORANTで240fpsを安定して出したいけれど、どの程度のスペックが必要なのか分からない。144fpsで十分なのか、240fpsまで上げるべきなのか判断がつかない——そんな疑問に、グラボ23枚・CPU18種の実測データと具体的なBTOモデルをもとに答えます。

VALORANTって軽いゲームなのに、240fps出すのってそんなに大変なの?



軽いゲームだからこそ、fpsが上がりやすい代わりに「CPUの差」がダイレクトに出るんだ。GPUをハイエンドにしても、CPUが古いと240fpsに届かないケースがあるよ。
VALORANTで240fps安定に必要なスペック【結論】
結論から入ります。VALORANTでフルHD・低〜中設定で240fpsを安定して出すための推奨構成は以下の通りです。
CPU:Ryzen 5 7500F / Core i5-14400F 以上
GPU:GeForce RTX 5060(8GB)以上
メモリ:16GB(DDR5推奨)
ストレージ:500GB NVMe SSD 以上
OS:Windows 11 64bit
ポイントはCPUのグレードをケチらないこと。VALORANTは描画負荷が極めて低いため、GPUよりもCPUのシングルスレッド性能・キャッシュ構造がfpsを左右します。Ryzen 5 7500Fなら平均393fps、Ryzen 7 9800X3Dなら平均629fpsという実測データが確認されています(出典は後述)。
GPUはRTX 5060でフルHD最高画質でも平均595fpsに到達するため、ボトルネックにはなりにくい。RTX 4060でも531fps出ているので、旧世代でも十分です。240fps安定という目標に対しては、CPUに予算を配分する方がリターンが大きい構成になります。
※ fpsデータはちもろぐによるフルHD・最高画質・THE RANGE(Hardモード・PHANTOM使用)での実測値。CPU検証時のGPUはRTX 5090、GPU検証時のCPUはRyzen 7 9800X3D。出典:ちもろぐ「VALORANTの推奨スペックを徹底検証する記事」
本記事で「240fps安定」と判断する基準
「平均240fps」では戦闘中にドロップするリスクがある。本記事では平均300fps以上+最低fps240fps以上を「240fps安定」と定義する。
「240fps安定」という表現は多くの記事で使われていますが、その基準はサイトによってまちまちです。本記事では、以下の基準を「240fps安定」の定義として採用しています。
条件①:平均fpsが300fps以上であること
条件②:1%Low(下位1%のフレームレート)が240fps以上であること
なぜ「平均240fps」ではなく余裕を持たせるのか。VALORANTでは、スモークやアルティメットが重なる乱戦時にfpsが一時的に大きく落ち込むことがあります。平均が240fpsギリギリの構成だと、肝心の撃ち合いの瞬間に200fps以下まで低下し、スタッタリング(カクつき)が発生するリスクがあるためです。1%Lowが240fps以上であれば、激しい戦闘中でもモニターのリフレッシュレートを下回ることはほぼなく、常時なめらかな映像が維持されます。
VALORANTの公式推奨スペックと実測の乖離
公式の「ハイエンドスペック(144fps以上)」は5〜6年前のパーツが基準。現行パーツなら240fpsどころか400fps以上も狙える。
公式が示す144fps+の要件
VALORANTの公式スペックページでは、3段階の動作環境が公開されています。
| 最低(30fps) | 推奨(60fps) | ハイエンド(144fps+) | |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i3-540 | Core i3-4150 | Core i5-9400F |
| GPU | Intel HD 4000 | GT 730 | GTX 1050 Ti |
| メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
※ 出典:VALORANT公式 PCスペックページ(2026年3月確認)
注目すべきは、公式の「ハイエンドスペック」でもGTX 1050 Ti+Core i5-9400Fという2018〜2019年頃のパーツが基準になっている点。VALORANTはRiot Gamesが「幅広いPCで動くこと」を設計思想に掲げたタイトルで、要求スペックは極めて低く抑えられています。
実測で分かった「本当に必要な構成」
公式スペックは「144fps以上」までしか想定していません。240fpsや360fpsを安定して出す構成は、公式の範疇外です。ここで重要になるのが、実際のベンチマーク検証データ。
大手ハードウェアレビューサイト「ちもろぐ」が23枚のグラボと18種類のCPUで検証した結果によると、フルHD・最高画質でもRTX 5050(エントリークラス)で平均493fpsを記録。240fpsを超えるだけなら、GTX 1650でも達成できるほどVALORANTは軽量です。
ただし「最高画質」は競技プレイヤーの一般的な設定ではありません。多くのランク上位プレイヤーは視認性を優先して低〜中設定でプレイしており、その場合はさらにfpsが伸びます。つまり、240fps安定のハードルは実測データ以上に低い。
144fps構成と240fps構成の違いを比較
CPU・GPUの具体的な差
144fps安定構成
CPU:Core i5-12400 / Ryzen 5 4500
GPU:RTX 3050 / GTX 1650
メモリ:16GB
予算目安:10〜13万円
240fps安定構成
CPU:Ryzen 5 7500F / Core i5-14400F
GPU:RTX 5060 / RTX 4060
メモリ:16GB(DDR5)
予算目安:16〜20万円
144fps安定だけを目指すなら、Ryzen 5 4500+RTX 3050のようなエントリー構成でも達成可能です。ちもろぐの実測データでは、Ryzen 5 4500でも平均168fpsを記録しており、低設定なら144fpsはキープできます。
一方、240fpsを「安定して」出すには、CPUをRyzen 5 7500FやCore i5-14400Fクラスにグレードアップすることが必須。Ryzen 5 7500Fは平均393fps、Core i5-14400は平均265fpsと、240fpsのラインを十分に超えています。GPUはRTX 5060が理想ですが、RTX 4060(平均531fps)でもGPU側がボトルネックになることはまずありません。
入力遅延の差はどれくらいか
「144fpsと240fpsでそんなに違うの?」という疑問はもっともです。体感差を数値化すると、フレーム1枚あたりの表示時間は以下の通り。
144fps→240fpsで約2.7msの入力遅延削減。数値だけ見ると小さく感じるかもしれませんが、VALORANTのようなワンタップキルが多い競技タイトルでは、この差がピーク勝負やジグルピークの勝率に影響します。PC Watchの検証記事では、240Hz環境は「映像を見てからの操作がクイックになる」と報告されています。
VALORANTでCPUが重要になる理由
VALORANTはGPU負荷が低すぎるため、fpsの上限はCPU性能で決まる。GPUを豪華にしてもCPUが足を引っ張る構図。
VALORANTでfpsにCPUが重要な理由は、ゲームの描画負荷がGPUに対して極めて低く、GPUの処理が先に完了してCPUの処理速度がfpsの上限を決めるボトルネック構造になっているためです。多くの3Dゲームでは「GPUが性能のボトルネック」になりますが、VALORANTでは逆。GPUの処理が先に終わり、CPUの処理速度がfpsの上限を決める構造になっています。
CPU別フレームレート比較
ちもろぐの実測データ(GPU:RTX 5090使用・フルHD最高画質)から、主要なCPUの平均fpsを整理しました。
| CPU | 平均fps | 最低fps(1%Low) | 240fps安定 |
|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9800X3D | 629 | 424 | ◎ |
| Ryzen 7 7800X3D | 543 | 375 | ◎ |
| Ryzen 7 9700X | 511 | 309 | ◎ |
| Ryzen 7 7700 | 432 | 279 | ◎ |
| Ryzen 5 7500F | 393 | 259 | ○ |
| Core Ultra 7 265K | 352 | 224 | ○ |
| Ryzen 7 5700X | 344 | 218 | ○ |
| Core i7-14700 | 326 | 202 | ○ |
| Core i5-14400 | 265 | 180 | △ |
| Core i5-12400 | 250 | 173 | △ |
| Ryzen 5 3600 | 211 | 149 | × |
| Ryzen 5 4500 | 168 | 117 | × |
※ GPU:RTX 5090使用、フルHD最高画質、THE RANGEでの実測値。出典:ちもろぐ「VALORANTの推奨スペックを徹底検証する記事」(2025年12月)。低〜中設定ではさらにfpsが伸びます。
このデータから読み取れるのは、AMD Ryzenの3D V-Cache搭載モデルがVALORANTで圧倒的に強いという傾向。Ryzen 7 9800X3Dは96MBの大容量L3キャッシュが効いて、Core i7-14700の約2倍のfpsを記録しています。
コスパで見ると、Ryzen 5 7500Fが最適解の一つ。平均393fps・最低259fpsと、240fpsラインを余裕でクリアしながら、BTO搭載モデルの価格帯はRyzen 7クラスより2〜3万円安い。
GPUは控えめでも高fpsが出る
GPU側のデータも確認します。CPU:Ryzen 7 9800X3D固定での主要GPU別fpsはこちら。
※ CPU:Ryzen 7 9800X3D固定、フルHD最高画質。出典:ちもろぐ(2025年12月)
GTX 1650ですら平均259fps。RTX 5060なら595fps。VALORANTにおけるGPUの差は、超ハイエンドを積んでも体感できるレベルのfps差にはなりにくい。RTX 5060かRTX 4060で十分すぎる性能です。
CPU × GPU別フレームレート早見表
「自分が検討しているパーツの組み合わせだとどのくらい出るのか?」を素早く確認できるように、CPU × GPUのクロスリファレンス表を作成しました。各セルの数値は、ちもろぐの個別ベンチマーク結果とGPU/CPUのボトルネック関係から算出した推定レンジです。
| CPU \ GPU | GTX 1650 | RTX 3050 | RTX 4060 | RTX 5060 |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9800X3D | 259fps | 370fps | 531fps | 595fps |
| Ryzen 7 7800X3D | 259fps | 370fps | 531fps | 543fps※ |
| Ryzen 5 7500F | 259fps | 370fps | 393fps※ | 393fps※ |
| Core i5-14400 | 259fps | 265fps※ | 265fps※ | 265fps※ |
| Core i5-12400 | 250fps※ | 250fps※ | 250fps※ | 250fps※ |
| Ryzen 5 4500 | 168fps※ | 168fps※ | 168fps※ | 168fps※ |
この早見表から分かるように、Ryzen 5 4500やCore i5-12400クラスのCPUでは、どんなに高性能なGPUを組み合わせてもfpsは伸びません。逆にRyzen 7 9800X3DクラスのCPUなら、RTX 3050という控えめなGPUでも370fpsに到達します。VALORANTでは「GPU<CPU」が鉄則であることが一目で分かるはずです。



VALORANT「だけ」を遊ぶなら、GPUの優先度は低い。ただし、Apex LegendsやオーバーウォッチなどほかのFPSも遊ぶ予定があるなら、RTX 5060以上を選んでおくと汎用性が高いよ。
フルHD×低設定が競技シーンの常識である理由
VALORANTの競技シーンではフルHD(1920×1080)が事実上の標準です。WQHDや4Kでプレイするプロはほぼいません。理由は3つ。
- fpsの最大化:解像度が低いほどGPU負荷が減り、CPU性能を限界まで引き出せる
- 敵の視認性:低設定ではエフェクトや影が簡素化され、敵プレイヤーのシルエットが見やすくなる
- 入力遅延の最小化:fpsが高いほどモニターに表示されるまでの遅延が減り、リアクション速度で有利になる
つまり、「綺麗なグラフィックで遊びたい」のではなく「勝ちたい」人にとっては、フルHD+低設定が合理的な選択。このスタイルを前提にPCスペックを選ぶなら、ミドルクラスの構成で240fps以上を安定して維持できます。
VCTプロ選手のPC環境から見る「必要スペック」の答え合わせ
スペック選びに迷ったとき、実際にプロが使っているPC環境を参考にするのは合理的なアプローチです。ここでは、VALORANTの世界大会「VCT(VALORANT Champions Tour)」の情報から、プロの環境を整理します。
VCT公式大会のモニター環境
VCT Pacific 2025では、公式モニターとしてBenQ ZOWIE XL2566X+(400Hz)が採用されています。ZETA DIVISIONの選手をはじめ、多くのプロがBenQ ZOWIEシリーズを個人でも使用しています。
※ 出典:BenQ ZOWIE「VCT Pacific 2025 Official Monitor」
プロのPC構成の傾向
各選手のデバイス一覧(GameWith・VALORANT NEWSなどで公開)を見ると、自宅のPC環境としてはRyzen 7 9800X3DやRyzen 7 7800X3DといったAMDの3D V-Cache搭載CPUが目立ちます。GPUはRTX 4070〜RTX 5070クラスが多く、VALORANTだけでなく配信(OBS Studio)も並行するための余裕を確保しています。
一般ユーザーがプロの環境に近づくコストの目安
| 環境レベル | 構成イメージ | 費用目安(PC+モニター) |
|---|---|---|
| プロと同等 | Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070 Ti+400Hzモニター | 約40〜50万円 |
| プロに近い | Ryzen 7 7800X3D+RTX 5060+240Hzモニター | 約25〜30万円 |
| コスパ最適解 | Ryzen 5 7500F+RTX 5060+240Hzモニター | 約18〜22万円 |
コスパ最適解の構成でも、フルHD低設定なら平均393fps以上・1%Low 259fps以上が期待でき、240Hzモニターの性能をフルに引き出せます。「プロと同じ400Hzモニター」に手を出さなくても、240Hz環境で十分に競技的なアドバンテージを得られるのがVALORANTの良いところです。
240Hzモニターとの組み合わせで注意すべきこと
240fpsを活かすには240Hz以上のモニターが必須。モニターが144Hzだと、PC側で240fps出ていても表示は144fps止まり。
PCで240fps出力できても、モニターのリフレッシュレートが144Hzなら、表示されるのは最大144fps。240fpsの恩恵を体感するには、240Hz以上のゲーミングモニターが必要です。
リフレッシュレート(Hz)はモニターが1秒間に画面を書き換える回数。fps(frames per second)はPC側が1秒間に生成するフレーム数。両方の数値が揃って初めて、滑らかな映像と低遅延が実現します。例:PCが240fps出力→モニターが240Hz対応→画面に240fps表示。
フルHD・240Hz対応のゲーミングモニターは、2026年3月時点で2万円前後〜購入可能。24.5インチのIPSパネルモデルが主流で、BenQ ZOWIEシリーズはVALORANTの競技シーンでも採用実績が多いブランドです。
なお、PC側の出力fpsがモニターのリフレッシュレートを超えていても無意味ではありません。240Hzモニターで400fpsを出力すると、PC Watchの検証で示されたように入力遅延がさらに短縮される効果があります。ただし体感差は小さくなっていくため、まずは「モニターのHz=PCのfps」を揃えることを優先しましょう。
VALORANT向け240Hzモニターのおすすめ
PC側で240fpsが出る構成を組んでも、モニターが対応していなければ宝の持ち腐れです。以下にVALORANT向けの代表的な240Hzモニターを3つ紹介します。
| モデル | サイズ | リフレッシュレート | パネル | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| BenQ ZOWIE XL2546K | 24.5インチ | 240Hz | TN | VCT採用実績あり・DyAc+で残像を低減・eスポーツ定番 |
| ASUS TUF Gaming VG259QM | 24.5インチ | 280Hz(OC) | IPS | IPSパネルで色が綺麗・価格が手頃・ELMB Sync対応 |
| IODATA GigaCrysta EX-GD251UH | 24.5インチ | 240Hz | IPS | 国内メーカー・5年保証・Night Clear Vision搭載 |
VCT公式大会で実績のあるBenQ ZOWIEシリーズは信頼性が高い選択肢です。ただし価格帯がやや高め(4〜6万円前後)のため、予算を抑えたい場合はASUS TUF GamingやIODATA GigaCrystaがコスパに優れます。いずれもフルHD・24.5インチの競技向けサイズで、VALORANT用途に最適です。
VALORANTで240fpsを安定させるPC&ゲーム内設定ガイド
ここからは、ゲーミングPCを購入した後に行うべき「ソフトウェア側の最適化」を解説します。ハードウェアの性能を100%引き出すために、以下の3ステップを実行してください。
STEP1:Windows設定の最適化
①電源プランを「高パフォーマンス」に変更
「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」→ 電源モードを「最適なパフォーマンス」に設定。
②Xbox Game Barをオフ
「設定」→「ゲーム」→「Xbox Game Bar」→ オフに切り替え。バックグラウンドでリソースを消費するのを防ぐ。
③ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリングをオン
「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「グラフィック」→「既定のグラフィック設定を変更する」→ オンに設定。CPU側の負荷をGPU側に移管し、安定性が向上する。
④ゲームモードをオン
「設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」→ オンに設定。バックグラウンド処理を制限してゲームに優先的にリソースを割り当てる。
STEP2:NVIDIAコントロールパネル設定
NVIDIA製GPUを使用している場合は、NVIDIAコントロールパネルで以下を設定します。
①低遅延モード:オフ
VALORANTはNVIDIA Reflexに対応しているため、コントロールパネル側の低遅延モードは不要。オンにするとReflexと競合して逆効果になる場合がある。
②電源管理モード:パフォーマンス最大化を優先
省電力モードだとGPUクロックが下がり、fpsが安定しなくなる。
③テクスチャフィルタリング品質:ハイパフォーマンス
画質への影響はほぼなく、わずかにfpsが向上する。
④垂直同期(V-Sync):オフ
入力遅延が増加するため、競技FPSでは必ずオフにする。
STEP3:VALORANTゲーム内設定(競技設定テンプレート)
多くのプロ・上位ランカーが採用している競技向けの設定をテンプレートとしてまとめました。この設定でプレイすれば、推奨構成の場合にfpsを最大限に引き出せます。
| 設定項目 | 推奨値 | 補足 |
|---|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) | フルスクリーンモード推奨 |
| マテリアルクオリティ | 低 | fps向上に最も効果が大きい項目 |
| テクスチャクオリティ | 低 | VRAMの使用量を抑える |
| ディテールクオリティ | 低 | 遠景の描画負荷を軽減 |
| UIクオリティ | 低 | UI表示が簡素になるが影響は小さい |
| アンチエイリアス | MSAA 4x | ジャギーを抑えて視認性を確保 |
| 異方性フィルタリング | 1x | fps向上のためオフに近い設定 |
| ブルーム | オフ | 光のエフェクトを無効化 |
| ディストーション | オフ | 画面の歪みエフェクトを無効化 |
| 一人称の影 | オフ | 自キャラの影を消して軽量化 |
| Vignette | オフ | 画面端の暗さを無効化 |
| NVIDIA Reflex Low Latency | 有効+ブースト | 入力遅延を最小化する重要設定 |
| fpsリミット | 無制限 | モニターHz以上のfpsでも遅延削減効果あり |
補足:Vanguard × Windows 11の注意点(TPM・セキュアブート)
Windows 11環境でVALORANTをプレイする場合、アンチチートシステム「Vanguard」がTPM 2.0とセキュアブート(Secure Boot)の有効化を要求します。これらが無効の場合、「VAN9001」「VAN9003」エラーが表示されゲームが起動できません。
①TPM 2.0の確認方法:「Windowsキー+R」→「tpm.msc」と入力しEnter → TPMの状態が表示される
②セキュアブートの確認方法:「Windowsキー+R」→「msinfo32」と入力しEnter →「セキュアブートの状態」が「有効」であるか確認
③無効だった場合:PC起動時にBIOS(UEFI)に入り、セキュリティ設定からTPMとSecure Bootを有効にする
※ 詳細な手順はVALORANT公式サポート「Vanguard制限」を参照してください。
あなたのランクに合ったPC構成は?ランク別スペック診断
「結局、自分にはどのスペックが合っているのか?」を判断するために、VALORANTのランク帯ごとに推奨する構成を整理しました。
| ランク帯 | 推奨fps | 推奨構成 | 予算目安 | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| アイアン〜シルバー | 144fps | Ryzen 5 4500+RTX 3050 | 10〜13万円 | まず操作を覚える段階。144fpsで十分快適にプレイでき、差し支えない |
| ゴールド〜プラチナ | 240fps | Ryzen 5 7500F+RTX 5060 | 16〜20万円 | 撃ち合いの精度が問われる帯域。240fpsの入力遅延削減が勝率に直結し始める |
| ダイヤ〜アセンダント | 240fps安定(下限240fps) | Ryzen 7 7800X3D+RTX 5060 | 22〜28万円 | 1%Lowも240fps以上を確保したい。3D V-Cacheの恩恵が大きい |
| イモータル〜レディアント | 360fps+ | Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070 Ti | 30万円〜 | 360Hz/400Hzモニターの性能をフルに発揮。わずかな入力遅延も許容しない極限環境 |



私はゴールド帯だから、16〜20万円の240fps構成がちょうどいいのか!



その通り。ただし「これからダイヤを目指す」つもりなら、少し上のRyzen 7 7800X3D構成を選んでおくと、ランクが上がっても買い替えの必要がなくなるよ。長期的にはそちらがお得かもしれないね。
予算別おすすめゲーミングPC



結局、何万円くらい用意すればいいの?具体的なモデルを教えてほしい!
13万円前後|144fps安定構成
CPU:Ryzen 5 4500(6コア12スレッド)
GPU:GeForce RTX 3050 6GB
メモリ:16GB DDR4
ストレージ:500GB NVMe SSD
価格:約129,980円〜(2026年3月時点)
VALORANTだけをプレイするなら、このクラスでもフルHD低設定で144fpsは安定します。ただし、Ryzen 5 4500は最高画質だと平均168fpsにとどまるため、240fpsは狙えません。「とにかく安く始めたい」「VALORANT専用機」として割り切れる人向け。
- 13万円前後と圧倒的に安い
- VALORANT低設定なら144fps安定
- 省電力で電気代が安い
- 240fpsには届かない
- 他の重量級ゲームは厳しい
- ストレージ500GBは不足しがち
\ まず始めたい人向け・13万円台 /
16〜20万円|240fps安定構成(最もおすすめ)
フロンティア FRGKB550/5060(Ryzen 7 5700X+RTX 5060)
フロンティアの春セール対象モデル。RTX 5060搭載でVALORANTはもちろん、他タイトルもフルHDで快適に遊べる構成。セール時は16万円台まで値下がりする。
CPU:Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド)
GPU:GeForce RTX 5060 8GB
メモリ:16GB DDR4
ストレージ:1TB NVMe SSD
電源:600W 80PLUS BRONZE
価格:164,800円〜(春セール時・2026年3月時点)
Ryzen 7 5700Xはちもろぐの実測で平均344fps(最高画質)。低〜中設定ならさらに上乗せが見込め、240fps安定は余裕のラインです。RTX 5060は3DMark Time Spyで約13,700pt、RTX 4060(約10,600pt)から約30%の性能向上。他のゲームにも対応できる汎用性の高さが魅力。
もう1台、同価格帯の選択肢としてドスパラ THIRDWAVEシリーズも注目。2026年3月時点で、RTX 5060搭載モデルがRTX 5060 Ti 8GBへの無料アップグレード中(164,980円〜)と、タイミング次第で非常にお得です。
フロンティア FRGKB550/5060の最新価格はフロンティア公式サイトの春セールページで確認できます。※セール価格は予告なく変更される場合があります。購入前にカスタマイズ画面で構成を確認してください。
\ 16万円台で「撃ち負けない環境」を手に入れる /
30万円以上|360fps+を狙う最強構成
CPU:Ryzen 7 9800X3D(8コア16スレッド・96MB L3キャッシュ)
GPU:GeForce RTX 5070 Ti 16GB
メモリ:32GB DDR5
ストレージ:1TB NVMe SSD
電源:850W
価格:329,700円〜(2026年3月時点)
Ryzen 7 9800X3Dは現行最強クラスのゲーミングCPU。PC Watchのレビューで報告されている通り、Zen 5+第2世代3D V-Cache(96MB L3キャッシュ)の組み合わせで、VALORANTでは平均629fpsを記録。360Hzモニターはもちろん、500Hzモニターと組み合わせても恩恵を得られるレベルです。
RTX 5070 TiはフルHD最高画質で平均556fps。VALORANTだけなら過剰ですが、Apex Legends・フォートナイト・モンハンワイルズなど他タイトルでもWQHD〜4Kで高fpsを出せるため、長期的にPCゲームを楽しみたい人に向いています。
- VALORANTを360fps以上で遊びたい競技志向のプレイヤー
- 360Hzや500Hzモニターを使っている、または導入予定の人
- VALORANT以外の重量級タイトルも快適にプレイしたい人
- 配信・動画編集もこなせるマルチな1台が欲しい人
予算30万円を超える買い物なので、「VALORANTだけが目的」なら正直オーバースペック。16〜20万円の構成でも240fpsは安定するため、他のゲームや用途を兼ねる場合にのみ検討してください。
\ 最強環境を求めるあなたへ /
他タイトルでも使えるか?240fps構成の他ゲーム対応力
「VALORANTのために買うPCで、他のゲームも快適に遊べるのか?」は多くの人が気になるポイントです。本記事で推奨している240fps構成(Ryzen 7 5700X+RTX 5060)で、他の人気タイトルをプレイした場合の想定パフォーマンスを整理しました。
| ゲームタイトル | 解像度・画質 | 想定fps(目安) | 快適度 |
|---|---|---|---|
| VALORANT | フルHD・低〜中設定 | 350〜400fps | ◎ 余裕 |
| Apex Legends | フルHD・中設定 | 140〜180fps | ○ 快適 |
| フォートナイト | フルHD・パフォーマンスモード | 200fps以上 | ◎ 余裕 |
| オーバーウォッチ2 | フルHD・中設定 | 180〜220fps | ◎ 余裕 |
| モンスターハンターワイルズ | フルHD・中設定 | 60〜80fps | △ プレイ可 |
| Escape from Tarkov | フルHD・中設定 | 80〜110fps | ○ 快適 |
※ 上記は各レビューサイトのRTX 5060ベンチマーク結果から推定した参考値です。実際のfpsはゲームバージョン・マップ・プレイ状況により変動します。
RTX 5060の性能は、フルHD解像度においてほとんどのFPSタイトルで144fps以上を確保できるレベルです。VALORANT以外のゲームも遊びたいユーザーにとって、RTX 5060は汎用性と価格のバランスが非常に良い選択肢。「VALORANT専用」で終わらない、長く使える1台を目指すなら、この構成がベストです。
モンスターハンターワイルズのような重量級タイトルを高画質で遊びたい場合は、RTX 5070 Ti以上へのアップグレードを検討してください。
よくある質問(FAQ)
- VALORANTで240fps出すのにグラボは何がおすすめ?
-
フルHD・低〜中設定ならRTX 5060またはRTX 4060で十分です。実測では最高画質でも500fps以上出るため、GPUがボトルネックになることはまずありません。VALORANT以外のゲームも視野に入れるならRTX 5060を選んでおくと安心です。
- CPUはIntelとAMDどちらがVALORANTに向いている?
-
ベンチマークデータではAMD Ryzen(特に3D V-Cache搭載モデル)がIntel Coreより高いfpsを記録しています。ただし240fpsラインであれば、Core i5-14400FでもクリアできるためIntelでも問題ありません。「とにかく高fpsを追求したい」ならRyzen、「コスパ重視で組みたい」ならIntelも選択肢になります。
- メモリは16GBと32GBどちらが良い?
-
VALORANT単体のプレイなら16GBで十分です。ちもろぐの検証でも、8GB→16GB→32GBでfpsの差はほとんど確認されていません。ただし、配信(OBS等)やDiscordの画面共有を同時に行う場合は32GBあると安定します。
- ノートPCでもVALORANTで240fps出せる?
-
RTX 5060 Laptop GPU+Core i7-14650HX以上の構成であれば、フルHD低設定で240fps前後は期待できます。ただし、ノートPCはデスクトップと比べて熱処理の関係で安定性にばらつきが出やすい点に注意。また、240Hzパネル搭載のゲーミングノートPCは選択肢が限られ、価格も高めです。
- 144fpsから240fpsに上げると体感で違いを感じる?
-
フレーム1枚あたりの表示時間が6.9ms→4.2msに短縮されるため、マウス操作のレスポンスが向上します。60fps→144fpsほど劇的な変化ではありませんが、ジグルピーク・ワンタップ勝負など瞬間的な判断が求められる場面で差を感じるプレイヤーが多いです。
- VALORANTの設定で「NVIDIA Reflex」はオンにすべき?
-
はい、NVIDIA Reflexは「有効+ブースト」にすることを推奨します。Reflexはレンダリングキューを最適化して入力遅延を削減する技術で、RTX/GTXシリーズで利用可能。fpsが下がることはなく、デメリットはほぼありません。NVIDIA公式も競技FPSでの使用を推奨しています。
- 中古のGTX 1660 SUPERやRTX 2060でも240fps出る?
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GPU側のfpsは余裕がありますが、中古GPUと組み合わせるCPUの世代が問題です。たとえばRTX 2060のフルHD実測は471fpsですが、これはRyzen 7 9800X3Dとの組み合わせ。古いCPU(Core i5-11400など)だと約197fpsにとどまり、240fpsラインに届かない場合があります。
- VALORANTで240fps出すのにいくらかかる?
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BTOゲーミングPC単体で16〜20万円が目安です。これにフルHD・240Hzモニター(2〜4万円前後)を加えると、トータルで18〜24万円程度。2026年3月時点では、フロンティアの春セールで16万円台のRTX 5060搭載モデルが販売されており、モニターと合わせても20万円前後で環境が整います。
- VALORANTはGPUとCPUどちらが重要?
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VALORANTではCPUの方が圧倒的に重要です。ゲームの描画負荷がGPUに対して非常に低いため、GPUの処理が先に終わり、CPUの処理速度がfpsの上限を決めます。RTX 5090(最上位GPU)を搭載してもCPUがRyzen 5 4500だと168fpsしか出ない一方、Ryzen 7 9800X3DならGTX 1650でも259fps出ることがその証拠です。
- VALORANTで安いPCでも240fps出せる?
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「安い」の定義によりますが、10万円以下のPCで240fps安定は厳しいです。10万円前後のPCはRyzen 5 4500+RTX 3050クラスが主流で、CPUの性能が240fpsラインに届きません。最低でもRyzen 5 7500F以上のCPUを搭載した16万円台のモデルが必要です。
- VALORANTの設定で一番fpsが上がる項目は?
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最も効果が大きいのは「マテリアルクオリティ」と「ディテールクオリティ」を「低」に下げることです。この2つを変更するだけで10〜20%程度のfps向上が見込めます。加えて「ブルーム:オフ」「ディストーション:オフ」「一人称の影:オフ」を設定すれば、さらに安定します。
- RTX 5060とRTX 4060でVALORANTのfpsはどれくらい違う?
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ちもろぐの実測データ(CPU:Ryzen 7 9800X3D固定・フルHD最高画質)では、RTX 5060が平均595fps、RTX 4060が平均531fpsです。差は約64fps(約12%)。VALORANTではどちらも240fpsを大幅に超えるため、VALORANTだけが目的ならRTX 4060でも十分。ただし他ゲームの汎用性を考慮するとRTX 5060が有利です。
- Windows 11でVALORANTが起動しないのはなぜ?
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Windows 11ではアンチチート「Vanguard」がTPM 2.0とセキュアブートの有効化を要求します。これらが無効の場合、VAN9001やVAN9003エラーが発生してゲームが起動しません。BIOS設定から有効にすることで解決できます。新品BTOパソコンであれば通常デフォルトで有効ですが、中古PCやBIOS設定を変更した場合は確認してください。
※ 各fpsデータの出典:ちもろぐ「VALORANTの推奨スペックを徹底検証する記事」(2025年12月)
まとめ|VALORANTで240fps出すPC選びのポイント
・GPUはRTX 5060/RTX 4060で十分。ボトルネックにならない
・CPUはRyzen 5 7500F以上を選べば240fpsラインをクリア
・予算16〜20万円で240fps安定は実現できる
・240Hzモニター(2万円前後〜)との組み合わせを忘れずに
・144fpsで十分なら13万円前後でもOK。360fps+を目指すなら30万円クラスへ
・PC購入後はWindows設定・NVIDIA設定・ゲーム内設定の最適化を忘れずに
最後に、購入前に確認しておきたいチェックリストをまとめました。
- 目標fpsは144fps or 240fps or 360fps+のどれか決めたか
- モニターのリフレッシュレートは目標fpsに対応しているか(240fps→240Hz以上)
- CPUの世代・モデルは240fpsラインを超えているか(本記事のCPU別fps表を参照)
- GPUはRTX 5060 / RTX 4060以上を選んでいるか
- メモリは16GB以上あるか(配信するなら32GB推奨)
- ストレージは最低500GB(他ゲームも入れるなら1TB推奨)
- DisplayPortケーブルを用意しているか(240Hz出力に必要)
- Windows 11のTPM 2.0・セキュアブートが有効か確認したか



「VALORANT専用で安く始めたい人」は13万円台の144fps構成、「ランクで勝ちたい・他のゲームも遊びたい人」は16〜20万円台の240fps構成が最適解。迷ったら240fps構成を選んでおけば後悔しにくいよ。
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