『エルデンリング(ELDEN RING)』をPC版で快適に遊びたいけれど、結局どのくらいのスペックが必要で、どのゲーミングPCを買えばいいのか迷っている人は多い。2025年5月には新作『ELDEN RING NIGHTREIGN(ナイトレイン)』も発売され、改めてPC環境を整えたい需要が高まっている。この記事では、エルデンリング本編・DLC・ナイトレインすべてに対応できるPCスペックの選び方と、予算別のおすすめBTOゲーミングPCをまとめた。
エルデンリング&ナイトレインの公式推奨スペックを確認
まずはエルデンリング公式サイトの動作環境ページと、ナイトレイン公式のPC版スペック情報を並べて確認しよう。
| 項目 | エルデンリング本編 最低 | エルデンリング本編 推奨 | ナイトレイン 最低 | ナイトレイン 推奨 |
|---|---|---|---|---|
| CPU | Core i5-8400 Ryzen 3 3300X | Core i7-8700K Ryzen 5 3600X | Core i5-10600 Ryzen 5 5500 | Core i5-11500 Ryzen 5 5600 |
| GPU | GTX 1060 3GB RX 580 4GB | GTX 1070 8GB RX Vega 56 8GB | GTX 1060 3GB RX 580 4GB | GTX 1070 8GB RX Vega 56 8GB |
| VRAM | 3GB | 8GB | 3GB | 8GB |
| メモリ | 12GB | 16GB | 12GB | 16GB |
| ストレージ | 60GB以上 | 30GB以上 | ||
| OS | Windows 10/11 | Windows 10/11 | ||
※ 出典:ELDEN RING公式サイトおよびELDEN RING NIGHTREIGN公式サイト(最終確認:2026年4月)
ナイトレインはCPU要求がやや上がっているものの、GPU推奨は本編と同じGTX 1070。2025年にリリースされたゲームとしてはかなり控えめな要求スペックと言える。ただしこれは「動作する」ラインであって、「快適に遊べる」ラインではない。

GTX 1070で推奨ってことは、今のGPUならめちゃくちゃ余裕ってこと?



フルHD・レイトレOFFなら余裕だね。ただしエルデンリングにはDLSSやFSRといったアップスケーラーが非搭載という落とし穴がある。ネイティブ解像度で描画するしかないから、4KやレイトレON時にはGPUのパワーがそのまま要求されるんだ。ここが黒神話:悟空やモンハンワイルズとの大きな違い。
エルデンリングの重要な特徴として、フレームレートの上限が60fpsに設定されている点も押さえておきたい。どんなにハイスペックなGPUを積んでも、公式仕様では60fpsを超えられない。MODやNVIDIA Smooth Motionで上限解除する方法はあるが、ゲームの挙動に影響が出る可能性があるため自己責任だ。
実測ベンチマークから見る「本当に必要なGPU」
レイトレOFFならRTX 4060で十分快適。レイトレONにすると負荷が激増し、RTX 4070 SUPERでもフルHD60fpsに届かない。
PC WatchのエルデンリングDLCベンチマーク検証記事で確認したところ、DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」での実測結果は以下の通りだった。レイトレのON/OFFで世界が変わる。
RTX 4070 SUPER:フルHD 60fps / WQHD 60fps / 4K 60fps(上限張り付き)
RTX 4060:フルHD 60fps / WQHD 59fps / 4K 46fps
RTX 3050:フルHD 53.8fps / WQHD 38fps / 4K 測定不可
RTX 4070 SUPER:フルHD 53fps / WQHD 42fps / 4K 24fps
RTX 4060:フルHD 35fps / WQHD 26fps / 4K 測定困難
RTX 3050:フルHD 18fps / WQHD 測定困難
※ 出典:PC Watch「エルデンリングDLCはどれだけ重い?」(2024年6月22日公開)。検証環境:Core i9-14900K / DDR5 32GB / Game Readyドライバ 555.99。DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」祝福「城砦正面」周辺を60秒移動した平均fps。最終確認:2026年4月。
レイトレOFFであれば、RTX 4060で4K以外はほぼ上限60fps張り付き。RTX 4070 SUPERなら4Kでも60fps安定で、コンソール機を超える体験が手に入る。一方でレイトレをONにした途端、RTX 4070 SUPERですらフルHDで53fpsまで落ちる。エルデンリングにはDLSS/FSRが搭載されていないため、レイトレの負荷をアップスケーラーで軽減する手段がないのだ。
この結果を踏まえた筆者の判断は明快で、エルデンリングはレイトレOFF運用が前提。レイトレONの画質向上は確かに美しいが、60fpsを維持できないとアクションゲームとしてのプレイ体験が損なわれる。レイトレの美しさを体験したいなら、設定を「中」や「低」に下げて60fpsをキープするのが現実的だ。
4K RT OFF 60fps
WQHD RT OFF 59fps
FHD RT ON 53fps
FHD RT ON 35fps
※ fpsバーは上限60fpsに対する割合で表示。出典は上記PC Watch検証記事と同一。最終確認:2026年4月。



エルデンリングは60fps上限+DLSS非対応という仕様のおかげで、必要なGPUスペックの判断がシンプル。レイトレOFFなら「RTX 4060で十分」、レイトレONなら「RTX 4070 SUPERでもギリギリ」と覚えておけば間違いない。
予算別おすすめBTOゲーミングPC 3選
2026年4月時点で各BTOショップの公式サイトを確認し、エルデンリング本編・DLC・ナイトレインを快適にプレイできるモデルを3台厳選した。最新の価格・在庫は必ず各ショップの公式サイトで確認してほしい。
NEXTGEAR JG-A7G60(マウスコンピューター)
Ryzen 7 7700+RTX 4060+16GBメモリ+1TB SSD。194,800円〜(2026年4月時点)。エルデンリングをフルHD最高画質(レイトレOFF)で上限60fps安定プレイできるコスパ最優秀モデル。ナイトレインも問題なく動作する。メモリは16GB標準だが、他ゲームも並行するなら32GBへの増設を推奨。
- 20万円以下でフルHD60fps安定を実現
- Ryzen 7 7700は他ゲームや配信にも対応できるCPU
- 3年間センドバック修理保証が標準付属
- 4K解像度では60fpsを維持できない
- メモリ16GB標準は今後のタイトルでやや不足
- レイトレON時はfps大幅低下(フルHDでも35fps前後)
- 予算20万円以下でエルデンリングをフルHDで快適にプレイしたい
- ナイトレインを友人と3人協力プレイする予定
- 初めてのゲーミングPCでコスパを最重視したい
\ カスタマイズ画面でメモリやSSDの変更も可能です /
Core i5-14400F+RTX 4060 Ti+16GBメモリ+1TB SSDの構成。RTX 4060 Tiは4060より約20%高い描画性能を持ち、WQHD解像度でも最高画質60fps安定が見込める。エルデンリングだけでなく、Apex Legendsやフォートナイトなど高fps対応のタイトルでも活躍する汎用性の高い1台だ。
ドスパラの翌日出荷対応で、「今すぐ欲しい」ニーズにも応えられる点が地味に大きい。
- フルHDだけでなくWQHD解像度でもプレイしたい
- エルデンリング以外のゲームも幅広く遊ぶ予定
- 注文から到着までのスピードを重視する



RTX 4060とRTX 4060 Tiの価格差は約1.5万円。この差額でWQHD60fps安定が手に入るなら、筆者はTiを推す。将来WQHDモニターに買い替えた時にも余裕が残るからね。
\ 翌日出荷対応モデルあり /
Core i7-14700F+RTX 4070 SUPER+32GBメモリ+1TB SSD。エルデンリングを4K・最高画質(レイトレOFF)で上限60fps張り付きでプレイできる余裕のスペック。レイトレONでも設定を「中」に調整すればフルHD60fps前後で運用可能だ。
エルデンリング単体ではオーバースペック気味だが、黒神話:悟空やモンハンワイルズなど重量級タイトルもプレイする予定があるなら、この1台でまとめて対応できるのが強み。32GBメモリ標準搭載な点も好印象。
- エルデンリングを4K最高画質で極めたい
- レイトレの美しいライティングも体験したい
- 今後発売される重量級タイトルにも1台で対応したい
3台のスペック比較表
| 項目 | NEXTGEAR JG-A7G60 | ★GALLERIA RM5C-R46T★ | GALLERIA XA7C-R47S |
|---|---|---|---|
| GPU | RTX 4060(8GB) | RTX 4060 Ti(8GB) | RTX 4070 SUPER(12GB) |
| CPU | Ryzen 7 7700 | Core i5-14400F | Core i7-14700F |
| メモリ | 16GB DDR5 | 16GB DDR4 | 32GB DDR5 |
| SSD | 1TB NVMe | 1TB NVMe | 1TB NVMe Gen4 |
| 価格(税込) | 194,800円〜 | 209,980円〜 | 307,980円〜 |
| FHD最高 RT OFF | ◎ 60fps安定 | ◎ 60fps安定 | ◎ 60fps安定 |
| WQHD最高 RT OFF | ○ 59fps | ◎ 60fps安定 | ◎ 60fps安定 |
| 4K最高 RT OFF | △ 46fps | ○ 55fps前後 | ◎ 60fps安定 |
| FHD最高 RT ON | × 35fps | △ 42fps前後 | ○ 53fps |
| こんな人に合う | 予算最優先 フルHDメイン | WQHD対応 バランス型 | 4K+レイトレ 他ゲーム兼用 |
※ 価格は各ショップ公式サイトの標準構成・税込価格(2026年4月時点)。fps値はPC Watch(2024年6月)の検証データを基にした目安。RTX 4060 Tiのfpsは同検証に含まれないため、RTX 4060とRTX 4070 SUPERの中間値を参考推定(推定値には「前後」を付記)。最終確認:2026年4月。
GPコスパ指数も算出してみよう。RTX 4060の3DMark Time Spy Graphicsスコアは約13,000pt、RTX 4060 Tiは約16,000pt、RTX 4070 SUPERは約21,000ptだ(TechPowerUp GPU Databaseのレビュー記事参照)。
GPコスパ指数
GPコスパ指数
GPコスパ指数
※ GPコスパ指数 =(3DMark Time Spy Graphicsスコア ÷ 税込価格(万円))× 100。スコアはTechPowerUpレビュー記事の代表値。指数60〜79=やや割高、80〜99=標準的。スペック対価格の指標であり、静音性・デザイン・サポート品質は反映されない。最終確認:2026年4月。
GALLERIA RM5C-R46Tが指数76でトップ。エルデンリング用途としてはRTX 4060 Ti搭載機のコスパが最も優れているという結果だ。60fps上限のタイトルではGPUの上位性能が活かしにくいため、「ちょうどいいスペック」のモデルがコスパで勝つ構図になる。
エルデンリングPC版の注意点3つ
注意点①:DLSS/FSR非対応で解像度がダイレクトに効く
黒神話:悟空やモンハンワイルズではDLSSやFSRで描画負荷を軽減できるが、エルデンリングにはこれらの機能が搭載されていない。4K解像度でプレイするなら、ネイティブ4Kを描画できるだけのGPUパワーが必要になる。これが「エルデンリングは軽いけど4Kだけ意外と重い」と言われる理由だ。
注意点②:60fps上限のためハイエンドGPUは持て余す
RTX 5070やRTX 5080を積んでも、エルデンリングでは60fps以上出せない。RTX 4070 SUPERで4K60fps張り付きが達成できる以上、エルデンリングだけのためにそれ以上のGPUを選ぶ理由はない。他に重量級タイトルをプレイする予定がなければ、RTX 4060〜4060 Tiで十分コストを抑えられる。
NVIDIA Smooth Motion(ドライバレベルのフレーム補間)やMODで上限解除する方法は存在する。ただしオンラインプレイ時にEasyAntiCheatとの競合でBANリスクがある点、ゲームの物理演算が60fps前提で設計されているため挙動に不具合が出る可能性がある点は理解しておこう。自己責任の範囲であることは強調しておきたい。
注意点③:ストレージ容量を合算で計算する
エルデンリング本編+DLCで約60GB、ナイトレインが約30GB。両方インストールすると90GB。500GB SSDでも足りなくはないが、他のゲームや今後のアップデートを考えると1TB SSDが安心ラインだ。
よくある質問(FAQ)
- GTX 1660 SUPERでもエルデンリングは遊べる?
-
フルHD・高画質設定(レイトレOFF)であれば平均50〜60fps前後でプレイ可能だ。公式推奨のGTX 1070と同等クラスの性能があるため、画質を「高」に下げれば60fps安定も狙える。ただしWQHD以上やレイトレONは厳しい。新規購入なら素直にRTX 4060搭載BTOを選ぶのが長い目で見てお得だ。
- ナイトレインは本編を持っていなくても遊べる?
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ナイトレイン(ELDEN RING NIGHTREIGN)は本編とは独立した別タイトルとして販売されており、本編を所有していなくてもプレイできる。Steam価格は5,720円。PC版の推奨スペックも本編とほぼ同等なので、ナイトレインだけのためにPCを新調するなら本記事のおすすめモデルで十分対応できる。
- メモリは12GBでも足りる?
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公式最低動作環境は12GBだが、推奨は16GB。2026年時点でBTOの標準構成は16GB以上が主流なので、新規購入ならメモリ不足を心配する必要はほぼない。Discordやブラウザを併用するなら32GBにしておくとより安心だ。
- PS5版とPC版、どちらがおすすめ?
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PS5版は安定した60fpsプレイが可能だが、解像度はダイナミック4K(状況に応じて変動)であり、レイトレは限定的だ。PC版なら4Kネイティブ・レイトレ最高設定・MOD導入といった自由度がある。手軽さならPS5、画質とカスタマイズ性ならPC版を選ぼう。
- ナイトレインはクロスプレイに対応している?
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ナイトレインはPC・PS5・PS4・Xbox Series X|S・Xbox One間のクロスプレイに対応している。フレンドがどのプラットフォームでプレイしていても、3人協力プレイが可能だ。
まとめ:60fps上限だからこそ「ちょうどいいPC」が最適解



エルデンリング用にそこまで高いPC買わなくていいんだね!



そう、エルデンリングに関しては「ちょうどいいPC」が正解。ただし他にも重いゲームを遊ぶ予定があるなら、RTX 4070 SUPER以上を選んでおくと使い回しが効くよ。迷ったら「自分が一番遊ぶゲームの推奨スペック」を基準にGPUを選ぼう。
- プレイしたい解像度(フルHD / WQHD / 4K)を決めたか?
- レイトレーシングを使いたいか?(使わないならRTX 4060で十分)
- エルデンリング以外に遊ぶ予定のゲームタイトルはあるか?
- メモリは16GB以上あるか?(他ゲーム兼用なら32GB推奨)
- SSDは1TB以上あるか?(本編+DLC+ナイトレインで計90GB)
- 保証内容(期間・修理方式)を確認したか?
\ 自分に合うスペックを公式でチェック /
最終更新:2026年4月
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