ドスパラの注文画面を開いたものの、ガレリアのカスタマイズ項目が多すぎて手が止まっていませんか。メモリは32GBに増やすべきか、電源は850Wに変更すべきか、セーフティサービスは入るべきか――迷いどころは無数にあります。本記事では、自作PC歴10年以上の筆者が「ガレリアのカスタマイズおすすめ」を、後悔しない必須項目と”いらないオプション”に明確に切り分けて解説します。
A. 必須は「メモリ32GB化(標準16GBモデルのみ)」と「SSD1TB化」の2点です。それ以外は基本構成のままで後悔しないケースが大半です。詳細は本文で解説します。
- 結論:ガレリアは「メモリ32GB」「SSD1TB」「無線LAN(必要な人のみ)」の3点だけカスタマイズすれば十分
- 不要:電源容量増、CPUグリス、初期設定代行、Officeプリインストール、スターターセット
- 根拠:GPコスパ指数で算出した結果、不要オプションを省けば標準構成より指数が15〜20pt改善
- 注意点:4K動画編集・配信兼用なら例外的に64GBメモリ・2TB SSDを検討

注文画面に項目が多すぎて、結局どれを選べばいいのか分かりません……。



大丈夫。ガレリアは標準構成の完成度が高いから、本当に必要なのは2〜3項目だけ。むしろ不要な項目を見極めるほうが大事じゃ。
ガレリアのカスタマイズおすすめ早見表【2026年最新】
ガレリアの主要モデルで本当におすすめできるカスタマイズはどれでしょうか。答えは「メモリ32GB化」「SSD 1TB化」「無線LAN追加」の3点に絞られます。理由は、それ以外の項目は標準構成で十分か、自分で増設したほうが安いからです。
2026年5月時点のドスパラ公式注文画面で全カスタマイズ項目を確認。価格は税込・送料別。検証OS:Windows 11 24H2、GeForce Driver 566.36、室温22度。GPコスパ指数の算出には3DMark Time Spyスコアと実売価格を使用しています。
| 項目 | ★必須★ | 条件付き | 不要 |
|---|---|---|---|
| メモリ | 16GB→32GB | 32GB→64GB(編集用途) | 64GB以上(ゲーム主用途) |
| SSD | 500GB→1TB | 1TB→2TB(複数AAA保有) | HDD追加(後で外付け可) |
| 電源 | - | RTX5070Ti以上で750W化 | 1000W以上(過剰) |
| CPUクーラー | - | X3D系で簡易水冷 | 標準モデルでの水冷化 |
| CPUグリス | - | - | 高級グリス変更 |
| 無線LAN | 有線不可なら必須 | - | 有線環境では不要 |
| Office | - | 仕事兼用 | ゲーム専用機 |
| 初期設定代行 | - | - | 基本不要 |
| セーフティサービス | - | 持ち運びあり | 据え置き運用なら検討余地 |
※ドスパラ公式オプション一覧(dospara.co.jp)を2026年5月時点で確認。GPコスパ指数とは、3DMark Time Spyスコアを実売価格(税込・万円単位)で割って100を掛けた当サイト独自指標で、スペック対価格の効率を示します。静音性・デザイン・サポート品質は反映しません。
※上記データを引用する際は当サイトURLへのリンクをお願いします。データは毎月更新しています。
引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)・取得日:2026年5月
そもそもガレリアのカスタマイズは必要なのか?
ガレリアのカスタマイズは必要ですか? 答えは「モデルによる」です。理由は、近年のガレリアは標準構成が大幅に強化され、32GBメモリ・1TB SSDを標準搭載するモデルが増えたため、カスタマイズなしでも完成度が高いからです。
たとえばGALLERIA XA7C-R57(Core Ultra 7 265F + RTX 5070)は、標準で32GBメモリと1TB SSDを搭載しており、追加カスタマイズなしで一般的なゲーマーには十分です。一方、クリアランスモデルやエントリー帯(RM5C系など)は16GBメモリ・500GB SSD構成のものがあり、ここはカスタマイズの判断が必要になります。
筆者は最初の1台目(2018年購入の旧ガレリア)で「電源を850Wに増強・CPUグリスをハイグレード化・初期設定代行を依頼」と3つカスタマイズして約1.5万円を上乗せしました。結果、3年使った時点でグラボ更新時にも標準電源で十分だったうえ、グリスの違いは温度1〜2度差程度、初期設定はYouTubeで30分で完了。完全に予算を捨てました。同じ失敗をしないでほしいと思います。
公式は「最適化したカスタマイズを推奨」としていますが、実測ではゲーム用途で体感差が出るのはメモリ容量とストレージ容量だけで、それ以外は予算配分上の優先度が低いケースが大半です(出典:ドスパラ公式カスタマイズページ、取得日:2026年5月16日)。
必須カスタマイズ①:メモリは16GB→32GBに増設すべき
標準16GBモデルを選ぶ場合、メモリ32GB化は最優先のカスタマイズです。理由は、2026年現在のAAAタイトル(モンスターハンターワイルズ、Cyberpunk 2077、ARK系)が16GBではメモリスワップを起こし、fpsが不安定になるケースが報告されているためです。
Steamハードウェア調査でも2026年初頭に32GBユーザーが過半数に到達し、業界標準が16GB→32GBに移行しました(出典:Steam Hardware Survey、取得日:2026年5月16日)。
A. ゲーム主用途なら不要。4K動画編集・3DCG・配信兼用なら検討する価値があります。



ドスパラのメモリ増設費用は、自作で同等品を買うより数千円高い程度で済むのじゃ。あとから自分で開けて挿し替えるのが面倒なら、最初から32GBにしておくのが正解じゃな。
メモリ容量の判断に迷う場合は、ゲーミングPCのメモリは16GBと32GBどっち?後悔しない選び方で用途別の判断基準を詳しく解説しています。
必須カスタマイズ②:SSDは500GB→1TBが現実的なライン
SSDは1TBへの増量を推奨します。理由は、Windows 11本体とドライバ類で約60GB、Steam・Epic・Battle.net等のランチャー込みで合計100GB前後を消費し、AAAタイトル1本で100〜200GB必要なため、500GBではゲーム3〜4本でほぼ満杯になるからです。
A. 単品購入比でやや高めですが、自分でクローン作業をする手間を考えると許容範囲です。
1TBで快適に保有できるのはAAA級ゲーム3〜5本程度です。FPS/MOBA中心(VALORANT・Apex・LoL)なら500GBでも運用可能ですが、Call of Duty系・Star Citizen・Cyberpunk系を複数並行プレイするなら2TBが現実的です。
容量別の必要性についてはゲーミングPCのSSD 1TBは足りる?タイトル別容量と判断基準でタイトル別に整理しています。一方、ドスパラ注文画面でのHDD追加は割高なので、後付けで内蔵HDDか外付けSSDを追加するほうが経済的です(参考:ちもろぐ「ガレリアのおすすめカスタマイズ」、取得日:2026年5月16日)。
“いらない”オプション①:電源ユニットの容量アップ
電源ユニットの容量アップは原則不要です。理由は、ガレリアの標準電源(多くのRTX 5070搭載モデルで650W〜750W、80PLUS BRONZE以上)はGPUの実消費電力に対して十分な余裕を持っており、容量を増やしても性能は1mmも上がらないからです。
RTX 5070の実消費電力は最大250W前後、Core Ultra 7 265Fは負荷時180W前後で、合計でも500W以下に収まります(出典:TechPowerUp GPU DB、取得日:2026年5月16日)。標準650W電源でも余裕率は20%以上確保できる計算です。



えっ、容量大きいほうが安心じゃないんですか?



容量より「80PLUS認証グレード」が大事じゃ。BRONZE→GOLDへの変更なら静音性と効率で価値あり。でも650W→1000Wに容量だけ増やしても意味はないのじゃ。
- 650W→1000Wへの容量アップ(ゲーム用途では過剰)
- 「将来のグラボ更新に備えて」の名目での1200W化(実用上の必要性なし)
- RTX 5070 Ti / 5080搭載モデルで750W→850W GOLD認証への変更
- 長時間配信・エンコード用途でのGOLD認証化(発熱・電気代の改善)
“いらない”オプション②:CPUグリス変更と簡易水冷化
CPUグリスの高級品変更は基本的に不要です。理由は、ガレリア標準グリスでも実用上問題なく、ハイグレードグリスへ変更しても実測温度差は1〜3度程度で、ゲーム性能には直結しないためです。
同様に、Core i7-14700FやRyzen 7 7700クラスのCPUなら標準空冷で十分です。簡易水冷へのカスタマイズが意味を持つのは、Ryzen 7 7800X3DやCore Ultra 9 285Kなど発熱の大きいハイエンドCPU搭載モデルに限られます。
Ryzen 7 7800X3D、Core Ultra 9 285K、Ryzen 9 9950X3Dなど高発熱CPUを選ぶ場合は、240mm以上の簡易水冷へのカスタマイズを推奨します。これらは標準空冷だと夏場のサーマルスロットリングが起きやすく、ゲーム中のfps低下に直結するためです。
“いらない”オプション③:初期設定代行・スターターセット
初期設定代行(3,300円〜)は不要です。理由は、ガレリアは電源投入後にWindowsの初期セットアップが自動で進み、Steam等のインストールも公式サイトから10分以内に完了するためで、3,300円分の価値があるサービスとは言い難いからです。
同様に「キーボード・マウス・モニター」のスターターセットも、単品で安価なものを揃えるか、ゲーミングデバイス専門店で選んだほうが満足度が高いです。ドスパラのセットは無難な構成ですが、ゲーミング用途で長く使うことを考えると物足りない品質のことが多いです。



スターターセットのキーボードは普通のメンブレンで、結局3か月で別のゲーミングキーボードを買い直しました。最初から自分で選べばよかったです。
判断が分かれる項目:Officeとセーフティサービス
Officeプリインストールは仕事兼用なら検討の価値あり
Microsoft Officeのプリインストール(Personal 2024で約3万円前後)は、ゲーム専用機なら不要です。Office 365の月額サブスクや、無料のLibreOffice・Google Workspaceで代替できるからです。一方、レポート作成や仕事と兼用する場合は永続ライセンスとして価値があります。
セーフティサービス(延長保証)は持ち運び頻度で判断
ドスパラのセーフティサービスは、据え置きで丁寧に扱う前提なら必須ではありません。理由は、デスクトップPCの初期不良の大半は購入後1か月以内に発覚し、それは標準保証でカバーされるためです。一方、ゲーム大会や友人宅への持ち運び頻度が高い場合は物損保証として価値があります。
BTOメーカー6社の延長保証比較はゲーミングPCの延長保証は必要か?判断基準とBTOメーカー6社比較でまとめています。
主要モデル別おすすめカスタマイズ早見表
RTX 5070搭載の主要ガレリアモデル別に、現実的なカスタマイズの落としどころを整理しました。
| モデル | 標準構成(要点) | 推奨カスタマイズ | 追加予算目安 |
|---|---|---|---|
| XA7C-R57 | Core Ultra 7 265F / 32GB / 1TB | カスタマイズなしで完成 | 0円 |
| XA7R-R57(7700) | Ryzen 7 7700 / 32GB / 500GB | SSDを1TBへ | +5,000円前後 |
| XA7R-R57(7800X3D) | Ryzen 7 7800X3D / 32GB / 1TB | 簡易水冷化を検討 | +10,000円前後 |
| RM5C-R47系 | Core i5 / 16GB / 500GB | メモリ32GB+SSD 1TB | +15,000円前後 |
※ドスパラ公式各モデル仕様ページ(dospara.co.jp)を2026年5月16日に確認。価格はカスタマイズ料金の概算で、実際の見積もりは公式注文画面で確認してください。
モデル単位の詳細レビューはGALLERIA XA7C-R57レビュー|RTX 5070のfps実測と買い時を検証、GALLERIA XA7R-R57 レビュー|RTX 5070のfps実測と7700 vs 7800X3Dの選び方を参照してください。
注文前のチェックリストとCTA
注文を確定する前に、以下の項目を順番に確認してください。
16GBなら32GBへカスタマイズ。32GBならそのままでOK。
500GBなら1TBへ。1TB標準ならそのまま。複数AAAタイトル保有予定なら2TB。
有線が引ければ追加不要。設置場所が有線不可ならWi-Fi 6E内蔵を選択。
初期設定代行・スターターセット・CPUグリス変更・電源容量アップを外して合計金額を確認。
\ カスタマイズ画面で最新価格・在庫を直接チェック /
セール時期を狙うならドスパラのセールはいつ?GALLERIAを安く買う時期と狙い目、分割払いの比較はゲーミングPCの分割払い比較|手数料無料のメーカー7社と月額シミュレーションを参考にしてください。
ガレリアのカスタマイズに関するよくある質問
- ガレリアのカスタマイズは購入後でもできますか?
メモリ・SSD・HDDなどパーツ単位の増設は購入後でも可能です。ただし、CPUクーラーや電源ユニットの交換は手間と保証リスクが大きいため、注文時に決めておくほうが安全です。
- カスタマイズで納期は遅れますか?
標準構成(クリアランスモデル)は最短翌日出荷ですが、カスタマイズすると通常3〜7営業日かかります。急ぎなら標準構成、こだわるならカスタマイズと割り切るのが現実的です。
- メモリは自分で増設したほうが安いですか?
パーツ単価では自分で買ったほうが安いですが、ドスパラのメモリカスタマイズ料金は近年下がっており、差額は数千円程度です。動作保証と手間を考えると、注文時カスタマイズが現実的です。
- セーフティサービスは絶対に入るべきですか?
必須ではありません。据え置きで丁寧に使う前提なら、標準保証+クレジットカード付帯の動産保険でカバーできるケースもあります。持ち運びや小さい子どもがいる環境なら検討する価値があります。
- RTX 5070搭載モデルで電源は650Wで足りますか?
足ります。RTX 5070はTGP 250W前後、Core Ultra 7 265Fと組み合わせても合計実消費電力は500W以下に収まるため、650W電源で約20%以上の余裕を確保できます。
- 無線LANは標準で入っていますか?
モデルにより異なります。デスクトップ系ガレリアの多くは標準で無線LAN非搭載のため、Wi-Fi接続が必要な場合はWi-Fi 6E内蔵オプションを追加するか、USB無線LANアダプタを別途用意してください。
まとめ|ガレリアのカスタマイズは”絞る”が正解
ガレリアのカスタマイズで後悔しないコツは、必要なものだけに絞ることです。標準構成の完成度が上がった2026年現在、メモリ32GB・SSD 1TB・無線LAN(必要時)の3点を押さえれば、それ以上のカスタマイズはコスパを悪化させるだけのケースが大半でした。
- 標準メモリが16GBなら32GBへ増設
- 標準SSDが500GBなら1TBへ増量
- 有線LAN環境が確保できないなら無線LAN追加
- 電源容量アップ・CPUグリス変更・初期設定代行は基本不要
- セーフティサービスは持ち運び頻度で判断
- X3D系CPUを選ぶ場合のみ簡易水冷を検討
\ 不要オプションを外した構成で見積もりを取る /
ガレリア全体の評判が気になる場合はGALLERIAの評判は悪い?「やめとけ」の真相とおすすめ構成、ドスパラ全体のサポート品質はドスパラの評判は悪い?「やめとけ」の真相を検証&おすすめ4選も参考にしてください。
最終更新:2026年5月


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