ARK: Survival Ascended(以下 ASA)は見た目の印象以上に重く、手持ちのPCで本当に快適に動くのか不安を抱える人は少なくありません。とくにサーバーを自宅PCで立てる予定なら、プレイ用PCの選定が遊び心地を左右します。本記事は主要BTO10社以上の実機検証経験を持つ筆者が、ARKが快適に動くゲーミングPCの条件とGALLERIA厳選モデルを、独自のGPコスパ指数つきで整理したものです。
A. メモリ32GB・RTX5070以上・SSD1TB以上が現実的な快適ラインです。公式推奨のRTX3080は最低限の目安にすぎないためです。詳細は本文で解説します。
- 結論:新規購入ならメモリ32GB・RTX5070以上・SSD1TB以上が快適ライン
- 価格帯:約25万円〜40万円(2026年2月時点・GALLERIA基準)
- 根拠:GALLERIA XA7R-R57(RTX5070構成)は3DMark Time Spyで20258ptを記録
- 注意点:16GBメモリ機やノートPCはサーバー併用・大規模拠点で力不足になりやすい

ARKって公式の推奨スペックを満たしてれば安心じゃないんですか?



そこが落とし穴だよ。ASAの公式推奨はあくまで「最低限プレイできる」目安。実際に拠点を広げたりサーバーを併用すると、推奨ぴったりでは厳しい場面が出てくるんだ。
ARK(ASA)はなぜ重い?UE5・Lumen・Naniteの負荷を解説
ASAはなぜ重いのですか? 答えはUnreal Engine 5(以下 UE5)の重量級機能を多用しているからです。動的グローバルイルミネーションのLumenと、高密度メッシュ描画のNaniteが常時負荷をかけ続けます。
- Lumen:光の反射や間接光をリアルタイム計算するため、GPU負荷が常時高い
- Nanite:岩・植生・建築物を高密度メッシュで描くため、広大なマップで処理が積み重なる
- 広大なオープンワールド:恐竜・建築物・資源が同時に大量描画され、メモリを大きく消費する
旧作のARK: Survival Evolved(以下 ASE)はDirectX世代のエンジンで動いており、同じワールドでもASAほどの描画負荷はかかりませんでした。ASEから移行して「急に重くなった」と感じるのは、このエンジン刷新が主因です。実際に公式ストアページで確認したところ、ASAは推奨GPUにRTX3080クラスを掲げており、ASEの推奨水準から一段引き上げられています(出典:Steam ストアページ、取得日:2026年2月時点)。
公式はRTX3080を推奨に据えていますが、Lumenを有効にした実プレイでは、この水準でも高解像度・高設定の維持は楽ではないという報告が目立ちます。筆者の見立てとして、新規購入する人にとってのRTX3080は「ここから下げると厳しい下限」と捉えるのが現実的です。
ARK ASA/ASEの推奨スペック早見表
ARKの推奨スペックはどれくらいですか? 答えはASAでメモリ32GB・GPUはRTX3080クラスが公式推奨ラインです。ASEはこれより一段軽く、16GBでも比較的動かしやすい水準です。
| 項目 | ASA 最低 | ASA 推奨(公式) | ASA 快適(当サイト基準) | ASE 推奨 |
|---|---|---|---|---|
| GPU | RX 5600 XT / GTX 1080級 | RTX 3080 / RX 6800級 | RTX 5070以上 | GTX 1080 / RX 580級 |
| メモリ | 16GB | 32GB | 32GB(サーバー併用は64GB視野) | 16GB |
| ストレージ | SSD 70GB以上 | SSD 70GB以上 | SSD 1TB以上 | SSD 60GB以上 |
| CPU | 4コア級 | 6コア以上 | Ryzen 7(X3D推奨) | 4コア以上 |
※ 出典:Steam ストアページ(ARK: Survival Ascended / ARK: Survival Evolved)、取得日:2026年2月時点。DLC追加で要件が変動する場合があるため、購入前にストアページで最新値を確認してください。
公式は最低16GB・推奨32GBと案内していますが、実プレイでは16GB環境でメモリ使用率が高止まりし、カクつきやクラッシュにつながりやすいとの声が多く見られます。シングルプレイやサーバーホスト時はさらにメモリを消費するため、当サイトでは32GBを事実上の必須ラインに据えています。



「公式70GBだから1TBは過剰」と思いがちだけど、マップやDLCを足すと容量はあっという間に膨らむんだよね。
ARK向けPCのパーツの選び方
ARK向けPCはどのパーツを重視すべきですか? 答えはGPU・メモリ・ストレージ・CPUの4点です。なかでもGPUとメモリが快適性を大きく左右します。
GPU:なぜRTX5070以上か
ASAはLumenとNaniteを多用するため、GPU負荷が常に高い状態が続きます。公式推奨のRTX3080は2年以上前の世代であり、現行世代の同価格帯と比べると省電力性や機能面で見劣りします。新規購入であれば、最新世代のNVIDIA GeForce RTX 5070(以下 RTX 5070)以上を選ぶ方が、長く快適に遊べる投資になります。
RTX 5070は前世代のRTX 4070から性能を底上げした世代で、UE5タイトルで重要になるフレーム生成(DLSS)機能の世代も新しく、Lumenを有効にした重量級タイトルとの相性が良好です。実際に公式仕様を確認したところ、RTX 5070は12GBのGDDR7メモリを搭載しています(出典:TechPowerUp GPU Database、取得日:2026年2月時点)。
※ 出典:TechPowerUp GPU Database、取得日:2026年2月時点。
公式はRTX3080を推奨としていますが、当サイトでは新規購入ならRTX5070以上を快適ラインに据えます。理由は、Lumen有効時の高解像度プレイで余裕を持たせるには、最新世代の効率とフレーム生成が効いてくるためです。
メモリ:32GB推奨の理由
ASAでメモリは何GB必要ですか? 答えは32GBです。公式の最低16GBではメモリ使用率が高止まりし、カクつきやクラッシュの一因になるためです。
ASAは広大なマップの読み込みと大量のオブジェクト管理でメモリを多く使います。シングルプレイやサーバーホスト時はOSやバックグラウンドと合わせて消費が増えるため、16GBでは余裕がありません。自宅PCでサーバーを併用するなら、プレイとサーバーの両方でメモリを取り合うことになるため、64GBも視野に入ります。
CPU:6コア以上・X3D推奨の理由
ARK向けのCPUはどれが良いですか? 答えは6コア以上、できればRyzen 7のX3Dシリーズです。マルチプレイやサーバー併用でCPU負荷が高くなりやすいためです。
ASAは恐竜のAI処理や物理演算でCPUにも負荷がかかります。とくにサーバーを同じPCで動かす場合、プレイとサーバー処理の両方をCPUがさばく必要があります。大容量の3D V-Cacheを積むRyzen 7のX3Dシリーズは、ゲーム処理で有利になりやすく、ARKのような重量級タイトルと相性が良い選択肢です。
ストレージ:SSD 1TB以上
ARKに必要なストレージ容量はどれくらいですか? 答えはSSD 1TB以上です。公式表記は70GBですが、マップやDLC追加、アップデート時の余裕を見込むと余裕を持たせる必要があるためです。



最初500GBで組んだら、ARKと他のゲームを入れただけで容量がカツカツになりました。最初から1TBにしておけばよかったです。
ARKは追加マップやアップデートで容量が膨らみやすいタイトルです。他のゲームと併用することを考えると、SSD 1TB以上を起点にしておくと買い替え後の増設手間を避けられます。
ARKが快適に動くおすすめゲーミングPC【予算別3台】
ARK向けに具体的にどのPCが良いですか? 答えはGALLERIA XA7R-R57を中心としたRTX5070搭載モデルです。32GBメモリ構成を選べば、ASA推奨を上回る快適ラインに届くためです。
GPコスパ指数とは、3DMark Time Spy スコアを実売価格(税込・万円単位)で割って100を掛けた、当サイト独自の指標です。スペック対価格の効率を見るためのものであり、静音性・デザイン・サポート品質は反映しません。
120以上:圧倒的コスパ/100〜119:コスパ優秀/80〜99:標準的/60〜79:やや割高/60未満:割高
| モデル | ★おすすめ★ GALLERIA XA7R-R57 (RTX5070・32GB) | 上位帯 RTX5070Ti〜5080構成 | コスパ重視 RTX5060Ti構成 |
|---|---|---|---|
| GPU | RTX 5070 12GB | RTX 5070 Ti / 5080 | RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 32GB DDR5 | 32GB DDR5 | 16GB(32GB増設推奨) |
| ASA快適度 | ◎ | ◎ | ○ |
| サーバー併用 | ○ | ◎ | △ |
| こんな人に合う | ASAを高設定で快適に遊びたい主力層 | 4Kや配信、サーバー併用まで余裕が欲しい人 | まず予算を抑えてASAを始めたい人 |
※ 上記データを引用する際は当サイトURLへのリンクをお願いします。データは随時更新しています。引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)・取得日:2026年2月
本命:GALLERIA XA7R-R57(RTX5070・32GB)
ARKの主力機としてまず候補になるのが、ドスパラのGALLERIA XA7R-R57です。実際にドスパラ公式で確認したところ、Ryzen 7 7700・RTX 5070 12GB・32GBメモリ・SSD構成のモデルが用意されており、ASAの推奨条件(メモリ32GB・RTX3080級)を上回る構成になっています。
GALLERIA XA7R-R57(Ryzen 7 7700・RTX5070・32GBメモリ・500GB SSD構成)の3DMark Time Spyスコアは20258pt、基本構成価格は約249,980円(約25万円)。GPコスパ指数 = 20258 ÷ 24.998 × 100 ≒ 81(標準的)となります。
※ 出典:ドスパラ公式(GALLERIA XA7R-R57 製品ページ・3DMark Time Spyスコア20258、基本構成価格)、取得日:2026年2月時点。価格・構成は変動するため購入前に公式で確認してください。
CPUをRyzen 7 7800X3Dにカスタマイズできる構成も用意されており、サーバー併用や大規模拠点を見据えるなら、X3Dへのアップグレードが効いてきます。1TB SSDへの変更とあわせて、ARK向けの快適構成に仕上げやすいモデルです。
上位帯:RTX5070Ti〜5080構成
4K解像度やプレイ配信、自宅サーバーの常時稼働まで見据えるなら、RTX5070Ti〜5080を積んだGALLERIA上位モデルが候補です。GPUの描画余力が増えるため、Lumen有効時の高解像度でも余裕を持ちやすくなります。価格は上がるため、用途と予算のバランスで選ぶのが現実的です。
コスパ重視:RTX5060Ti構成
まず予算を抑えてASAを始めたい人には、RTX5060Ti 16GBを積んだGALLERIAが入口になります。ただしメモリが16GBの構成が多いため、ASAを快適に遊ぶなら32GBへの増設を前提に考えるのが安全です。VRAM16GBはテクスチャ描画に効きますが、サーバー併用や大規模拠点では上位機との差が出やすい点は理解しておきましょう。
- 自宅PCでサーバーを常時稼働させたい人
- 大規模拠点を建てて高設定で遊びたい人
- メモリ増設の手間を避けたい人
\ 在庫・カスタマイズ価格は変動します /
ARK専用サーバーを自分のPCで立てる場合のスペック
ARKサーバーを自宅PCで立てるならスペックはどう変わりますか? 答えはメモリとCPUへの要求がさらに上がります。プレイ用とは別にサーバープロセスがリソースを消費するためです。
ASAの専用サーバーはメモリを大量に消費し、プレイヤー数や拠点規模が増えるほど負荷が高まります。同じPCでプレイとサーバーを兼ねる場合、32GBでは足りなくなる場面が出てくるため、64GBを視野に入れると安心です。CPUもサーバー処理を並行するぶん、6コアでは手狭になりやすく、Ryzen 7クラス以上が望ましい選択になります。



自宅サーバーは電気代と常時稼働の負担もあるよ。手軽に安定運用したいなら、レンタルサーバーやVPSを使う選択肢も検討する価値があるね。
「自宅PCで立てるか、レンタルするか」を迷っている段階なら、まず料金や手軽さを比較してから判断するのが失敗の少ないやり方です。レンタル各社の比較は別記事で詳しくまとめています。
よくある質問(FAQ)
ARKのPC選びでよくある疑問にまとめて答えます。購入前の最終確認に活用してください。
- ARKはRTX5060で動きますか?
-
動作自体は可能ですが、高設定・高解像度では余裕が乏しくなりやすいです。快適に遊ぶならRTX5070以上、メモリ32GBの構成を推奨します。
- ノートPCでARKを快適に遊べますか?
-
ASAは重量級のため、ノートPCでは冷却や電力面で力を出しきれず、デスクトップより不利になりやすいです。長く快適に遊ぶならデスクトップを推奨します。
- ASEならASAよりも軽いですか?
-
はい、ASEは旧世代エンジンのためASAより軽く、16GBメモリでも動かしやすい水準です。ASAはUE5のLumenとNaniteを使うぶん負荷が大きくなります。
- ARKには何GBのストレージが必要ですか?
-
公式表記は70GBですが、マップやDLC、アップデートの余裕を含めるとSSD 1TB以上を推奨します。他のゲームと併用するなら早めの大容量化が安全です。
まとめ:ARKを快適に遊ぶならRTX5070・32GB・SSD1TBが起点
ARKを快適に遊ぶための条件を最後に整理します。新規購入なら、最新世代のGPUと十分なメモリ・容量を起点に選ぶのが失敗の少ない方法です。
- 快適ライン:RTX5070以上・メモリ32GB・SSD1TB以上
- 本命:GALLERIA XA7R-R57(RTX5070・32GB構成)
- サーバー併用:メモリ64GB・Ryzen 7(X3D)クラスを視野に
- 注意:16GB機やノートPCは大規模拠点・サーバー併用で力不足になりやすい
- メモリは32GB以上を選んだか(サーバー併用なら64GB視野)
- GPUはRTX5070以上を選んだか
- ストレージはSSD 1TB以上にカスタマイズしたか
- サーバー併用ならCPUをX3Dクラスにしたか
\ 構成カスタマイズの価格もその場で確認できます /
販売元の評判やサポートが気になる人は、ドスパラの評判を検証した記事もあわせて確認すると、購入後の不安を減らせます。
最終更新:2026年2月


主要BTO10社以上の実機検証経験。GPコスパ指数による独自評価を軸に、初心者から上級者まで「損しない1台」の選び方を発信しています。
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