同じGPU構成でも「買う時期」で最安が入れ替わります。セールを待てるならFRONTIER、待たずに安く買いたいならMDL.makeが基本です。
まずは両社の現在価格だけ確認しておく
セール価格を狙うなら
FRONTIERの最新セールを見る常時低価格を狙うなら
MDL.makeの価格表を見るFRONTIERとMDL.make、どちらが本当に安いのか——同じ予算で1台でも上のスペックを掴みたい人にとって、この2社は無視できない選択肢です。大手セール型のFRONTIERと、常時低価格を打ち出すMDL.make。この記事では「価格・保証・納期・サポート」を、両社の公式サイトで実際に確認した数値で並べて検証します(取得日:2026年8月3日)。

「FRONTIERのセールに間に合わなかったらMDL.makeで良いの?」という質問を読者からよくもらうので、両社を価格・納期・保証で並べてみました。
FRONTIERとMDL.makeはどっちが安い?結論と前提
セール時のFRONTIERが最安、通常時・即納はMDL.makeが安い構図です。両社はビジネスモデルが根本から異なるため、「買う時期」と「揃える構成」で勝者が入れ替わります。
結論はシンプルで、セール時のFRONTIERが最安、通常時・即納はMDL.makeが安いです。理由は両社のビジネスモデルが根本的に違うからです。FRONTIERはインバースネット株式会社が運営する大手BTOで、月末セール・半期決算セールなど台数限定の値引きで一気に安くする型。MDL.makeはオンライン専業のBTOブランドで、店舗を持たず広告を最小化することで通常価格を恒常的に抑える型です。
FRONTIERはインバースネット株式会社(創業1947年・設立1951年/神奈川県横浜市)が運営するBTOブランドで、国内製造を強みとします。MDL.makeはオンライン専業のBTOブランドで、2023年頃からSNS広告を中心に拡大した新興プレイヤーです。前者は「セールで叩く」、後者は「常時低価格」が武器です。
2026年8月に筆者が両社の販売ページを確認したところ、MDL.makeのRyzen 7 5700X × RTX 5060モデルは14万9,800円〜(最小構成)/同一CPU・GPUの標準構成で16万4,800円〜で常時販売されていました。一方FRONTIERは、同クラスのRTX 5060搭載機がセール時に18万〜20万円前後で登場します(セール内容により変動)。価格だけ見ればMDL.makeに軍配ですが、後述する標準構成・保証・納期の差を加味すると単純な比較ではありません。
出典:MDL.make公式(https://mdlmake.shop/)、FRONTIER公式セールページ(https://www.frontier-direct.jp/direct/e/ej-sale/)/2026年8月3日確認



「安さ」だけで決めると後悔します。標準SSD容量・メモリ容量・保証年数・納期の4点を揃えて比較するのが鉄則です。
スペック別の実売価格を直接比較(2026年8月時点)
同等GPU・同等CPUでの実売価格を比較しました。FRONTIERはセール価格(時期で変動)、MDL.makeは公式掲載の通常価格を採用しています。いずれも税込・2026年8月3日時点で、両社とも構成・在庫・キャンペーンにより変動します。
| GPU構成 | FRONTIER | MDL.make |
|---|---|---|
| RTX 5060クラス | セール時18〜20万円前後で変動 | 14.98万円〜標準構成16.48万円〜 |
| RTX 5070クラス | セール時28万円前後〜 | 22.98万円〜Ryzen 7 5700X構成 |
| RTX 5070 Tiクラス | セール対象あり | 35.98万円〜取扱あり |
表から分かる結論は、RTX 5060クラスはMDL.makeの常時価格が安く、RTX 5070以上はFRONTIERのセール直撃時に競り合うという構図です。ただしMDL.makeの標準構成はメモリ16GB・SSD500GBのため、FRONTIERのセール対象機(メモリ32GB・SSD1TB構成が多い)と容量を揃えると価格差は縮みます。なお、以前「MDL.makeはRTX 5070 Ti以上を扱っていない」と記載していましたが、現在はRTX 5070 Ti・RTX 5080・RTX 5090まで公式ラインナップに存在します(2026年8月確認)。
出典:MDL.make公式CPU×GPU価格表(https://mdlmake.shop/)、FRONTIER半期決算SALE(https://www.frontier-direct.jp/direct/e/ej-sale/)/2026年8月3日確認。台数限定セールは在庫切れで終了する場合があります。
GPコスパ指数とは、(3DMark Time Spy Graphicsスコア ÷ 実売価格(税込・万円単位))×100で算出する独自指標です。スペック対価格の効率を見るためのもので、静音性・デザイン・サポート品質は反映しません。数値が高いほど価格あたりの描画性能が高いことを示します。
RTX 5060のTime Spy Graphicsスコアは実測レビューで概ね13,600〜13,800pt前後です(出典:TechPowerUp GPU Database、各種実測レビュー/2026年8月3日確認)。標準構成価格に当てはめると、MDL.make(16.48万円)とFRONTIERセール機(メモリ32GB・SSD1TB込みの価格)ではベース構成が異なるため、指数はあくまで「同一容量に揃えた場合の目安」として扱ってください。
注意点:Time Spyスコアはドライバ・CPU・個体差で変動します。本記事は複数実測の中央値を採用し、参考値として掲載しています。
なぜ安いのか?FRONTIERとMDL.makeの「安い理由」を分解
「安いには理由がある」とよく言われますが、両社の安さの源泉はまったく別物です。FRONTIERは大手の規模を活かした「在庫一掃型セール」、MDL.makeは固定費削減と標準構成の絞り込みによる「常時低価格型」です。仕組みが違うため、同じ「安い」でも最適な選び方が変わります。
FRONTIERが安い理由
- インバースネット株式会社の国内製造(神奈川県)でロット仕入れが可能
- 月末セール・半期決算セール・限界突破セールで台数限定の大幅値引き
- 送料無料キャンペーンを頻繁に実施
- 大手BTOで販売台数が多く、1台あたりの広告費を圧縮できる
MDL.makeが安い理由
- 店舗を持たないオンライン専業(固定費が低い)
- 標準構成をメモリ16GB・SSD500GBに絞り、初期価格を下げている
- SNS(YouTube・TikTok・X)中心の集客で広告費を最小化
- サポートを公式LINE中心に集約しコールセンターコストを削減



つまりFRONTIERは「定価は普通だけど時期で叩く」、MDL.makeは「常時叩いた価格を出す代わりに削れるところは削ってある」って違いなんですね!
保証・サポートはどっちが安心?
標準保証は両社とも1年センドバックで同じ。運営実績と電話サポートの有無でFRONTIERがやや安心、LINEで気軽に相談したい初心者にはMDL.makeが向きます。
| 項目 | FRONTIER | MDL.make |
|---|---|---|
| 標準保証 | 1年センドバックFREXARは3年標準 | 1年センドバック |
| 延長保証 | 有償で最大3年 | 2年=本体約5%/3年=本体約10% |
| サポート手段 | 電話・メール | 公式LINE中心・メール |
| 運営 | 創業1947年・設立1951年 | 2023年頃〜 |
| 製造・拠点 | 神奈川県・国内製造 | オンライン専業 |
表から分かる結論は、運営実績と電話サポートの有無でFRONTIERが一歩リードということです。FRONTIERはカスタマーセンターへの電話(受付10:00〜19:00)が用意され、トラブル時に「いますぐ話したい」ニーズに応えられます。MDL.makeは公式LINE(対応9:00〜22:00・年中無休)での相談に強みがあり、チャットで気軽に質問したい初心者に向きます。電話窓口は明示されていないため、急ぎのトラブル時はLINEが基本です。
出典:FRONTIER保証メニュー(https://www.frontier-direct.jp/direct/support/standard.aspx)、MDL.make保証ページ(https://mdlmake.shop/pages/guarantee)、インバースネット会社概要(https://www.inversenet.co.jp/company/outline/)/2026年8月3日確認
筆者は過去に価格だけで新興BTOを選び、初期不良対応に時間がかかった経験があります。それ以来、初めてゲーミングPCを買う人や予算20万円超の構成では、電話窓口と運営実績のあるFRONTIERを優先しています。価格差が2〜3万円程度なら、保証の安心感で十分回収できる範囲だと考えています。
保証の考え方をさらに詳しく知りたい方は、BTO各社の保証を横断比較した記事も参考にしてください。
納期はどちらが早い?
納期はFRONTIERのほうが安定して早い傾向です。FRONTIERは即納モデルなら短納期で届き、受注生産モデルは構成により前後します。MDL.makeは「即納モデル」なら翌営業日出荷、通常モデルは14営業日で出荷が公式の目安で、状況により最大30営業日程度かかる場合があると明記されています。
出典:MDL.make公式FAQ(https://mdlmake.shop/pages/faq)、FRONTIER即納ページ(https://www.frontier-direct.jp/direct/e/ej-soku/)/2026年8月3日確認
FRONTIERの即納対応モデル、またはMDL.makeの「即納モデル」表記のある機種なら、注文から短期間で届きます。新生活・夏休み・年末など、使いたいタイミングが決まっている人はここを最優先に。
2〜3週間待てるなら、通常価格で安いMDL.makeのほうが総額を抑えられます。納期が読めない時期(大型セール直後など)は、事前に公式LINEで在庫・納期を確認しましょう。
こんな人にはFRONTIER/こんな人にはMDL.make
2社の特性が違うため、選ぶ基準は「予算上限」「納期許容」「保証重視度」の3軸で決めると迷いません。同じ「安さ重視」でも、必要なスペック帯と購入時期によって正解が入れ替わります。
- 向く人
- RTX 5070以上を狙う/セールを待てる/電話サポート重視
- 強み
- 国内製造・運営実績・標準32GB/1TB構成が多い
- 注意点
- セールを逃すと通常価格で割高に感じる
- 向く人
- RTX 5060を安く/セールを待てない/LINE相談でOK
- 強み
- 常時低価格・幅広いラインナップ・分割払い充実
- 注意点
- 標準16GB/500GB。増設前提で総額を確認
第3の選択肢:大手の安心感+即納も欲しいならドスパラ
「FRONTIERの安心感は欲しいけれど、セールを待つのは面倒」「MDL.makeの安さは魅力だが実店舗のサポートも欲しい」——この中間で迷う人には、GALLERIAで知られるドスパラが現実的な第3の選択肢になります。全国の実店舗と最短翌日出荷の即納体制を両立しており、”大手の安心感+スピード”を重視する層に向きます。価格勝負ではMDL.makeに一歩譲る場面もありますが、初めての1台で失敗したくない人には有力です。
即納と実店舗サポートを両立したい人向け
ドスパラ(GALLERIA)の現在価格を見る3社の立ち位置をより詳しく知りたい方は、それぞれの評判記事もあわせてどうぞ。
買う前に知っておくべき注意点
購入前に確認してください。
- FRONTIER:セール対象は台数限定で在庫切れが早い。タイミングを逃すと通常価格に戻り割高に感じる
- FRONTIER:Office・WiFi・追加SSDなどのカスタマイズで価格が一気に伸びることがある
- MDL.make:標準SSD500GB・メモリ16GB。最新タイトルや配信用途は増設前提で総額を確認
- MDL.make:通常モデルは納期が最大30営業日程度かかる場合あり。急ぎは即納モデルかLINE確認を
- 両社共通:標準保証は1年センドバック。延長保証は別途費用が必要



「最安だから即決」より、「保証+納期+必要容量」を含めた総額で比較するべき……。これが筆者が複数台のBTOを買って学んだ教訓です。
FRONTIERとMDL.makeに関するよくある質問
- FRONTIERとMDL.makeはどっちが安いですか?
RTX 5060クラスの通常価格ではMDL.makeが安く、FRONTIERのセール時には差が縮まるか逆転します。RTX 5070以上はセール直撃のFRONTIERが競り合う構図です。どちらもRTX 5070 Ti以上まで取り扱いがあります(2026年8月時点)。
- MDL.makeは怪しくないですか?
2023年頃に登場した新興BTOブランドで、運営年数こそ短いものの、公式ショップで標準1年保証・延長保証・修理対応・特定商取引法表記を明示しており、法人としての運営実態は確認できます。新興ゆえの実績を懸念する場合は、創業1947年のインバースネットが運営するFRONTIERのほうが安心材料は多めです。
- FRONTIERのセールはいつが一番安いですか?
月末セール・半期決算セールのほか、決算期(2〜3月)、ボーナス期(6〜7月)、年末年始に大幅な値引きが入りやすい傾向です。週替わりセールも更新されるため、購入直前に必ず公式ページを確認してください。詳しい年間スケジュールは関連記事で解説しています。
- MDL.makeの納期はどれくらいですか?
「即納モデル」は翌営業日出荷、通常モデルは14営業日で出荷が公式の目安です。状況によっては最大30営業日程度かかる場合があります。すぐ使いたい場合は即納モデルを選ぶか、事前に公式LINEで在庫・納期を確認してください。
- 延長保証は必要ですか?
20万円以上の構成では検討をおすすめします。MDL.makeは本体価格の約5%で通算2年、約10%で通算3年まで延長でき、FRONTIERも有償で最大3年まで延長可能です。グラボやSSDの故障は2〜3年目以降に起こりやすいため、ハイエンド機ほど延長の費用対効果が高くなります。
まとめ:FRONTIERとMDL.makeの選び方
セール時期に買えるならFRONTIER、常時最安・すぐ欲しいならMDL.makeが基本です。RTX 5070以上のミドルハイ〜ハイエンドはFRONTIERのセール直撃が強く、RTX 5060クラスの通常価格はMDL.makeが優位。保証・運営実績を重視するならFRONTIER、価格とラインナップの幅ならMDL.makeという住み分けになります。
- 2社の価格を同じ日・同じ構成で比較したか
- メモリ・SSD容量を揃えて総額で評価したか
- 保証年数・延長保証の費用まで含めたか
- 納期の許容範囲(即納が必要か)を決めたか
- 台数限定セールでRTX 5070以上が競争力ある価格に
- 国内製造・電話サポート・運営実績の安心感
- セール対象機はメモリ32GB・SSD1TBが多い
※価格・在庫・構成・条件は変更される場合があります(2026年8月3日確認)。
- RTX 5060構成が14万円台〜、通常時から低価格
- RTX 5060〜5090まで幅広いラインナップ
- 公式LINE相談・分割払いが充実で初心者も安心
※価格・在庫・構成・条件は変更される場合があります(2026年8月3日確認)。
セールのベストタイミングを逃したくない人は、FRONTIERの年間セールスケジュールもチェックしておくと最安値で買いやすくなります。
在庫と価格だけ先に確認
公式で最新価格を見る








