ゲーミングPC本体をポチった後、ふと我に返って「これ、本体だけ届いても何もできなくない?」と気づいた方は多いはずです。本記事はゲーミングPC 必要なものを「絶対必要」「あると快適」「用途別」の3段階に分けて整理し、買い忘れと無駄遣いの両方を防ぐためのリストです。BTO実機検証歴10年以上の筆者が、初心者がつまずく順番で解説します。
A. モニター・キーボード・マウス・LANケーブル(またはWi-Fi)・電源タップの5点です。ヘッドセットやチェアは後回しでも問題ありません。
- 絶対必要:モニター・キーボード・マウス・LANケーブル・電源タップ(最低5点)
- 最低予算:約3万〜4万円(一式そろえる場合)
- 快適化:ヘッドセット・チェア・デスクは後追いでOK
- 注意点:本体付属の電源ケーブルだけでは設置不可。LANや電源タップの忘れに注意

ゲーミングPC買ったけど、これだけで遊べるんですよね?



残念ながら本体だけでは何もできないよ。最低でも映す画面と入力機器、ネット環境が必要だ。一気にそろえる必要はないが、買い忘れがあると初日からつまずくぞ。
結論:ゲーミングPC購入後に最低限必要なものは5つ
結論として、ゲーミングPC購入後に絶対必要なものはモニター・キーボード・マウス・LANケーブル(またはWi-Fi環境)・電源タップの5点です。理由は、これらが欠けるとPCを起動して操作・通信することができず、ゲームを開始できないからです。
- ゲーミングモニター(映像出力先)
- キーボード(操作・入力)
- マウス(操作・エイム)
- LANケーブル または Wi-Fi 環境(通信)
- 電源タップ(複数機器の給電)
BTOメーカーで検証した範囲では、本体に同梱されているのは本体電源ケーブル1本のみというケースがほとんどです。マウス・キーボードがバンドルされる「スターターセット」を選ばない限り、入力機器は別途用意する必要があります(出典:ドスパラ「ゲーミングスターターセット」、取得日:2026年5月6日)。



筆者は最初、HDMIケーブルが本体付属だと思い込んで何も用意せず、初日に近所の家電量販店へ走った。BTOによっては付属しない点に注意してほしい。
ゲーミングPC購入後に必要なもの一覧表【優先度・予算つき】
ゲーミングPC購入後に必要なものを優先度順に並べた一覧です。価格は2026年5月時点の市場相場で、エントリー〜ミドルクラスを想定した目安です。
| 優先度 | アイテム | 価格目安(2026年5月) | 用途 |
|---|---|---|---|
| ◎ | ゲーミングモニター | 15,000〜30,000円 | 映像出力 |
| ◎ | キーボード | 3,000〜15,000円 | 入力 |
| ◎ | マウス | 2,000〜10,000円 | 操作・エイム |
| ◎ | LANケーブル | 500〜2,000円 | 有線通信 |
| ◎ | 電源タップ(雷ガード付) | 1,500〜4,000円 | 給電・落雷対策 |
| ○ | ヘッドセット | 3,000〜15,000円 | 音声・ボイチャ |
| ○ | ゲーミングチェア | 10,000〜40,000円 | 長時間プレイ |
| ○ | デスク | 10,000〜30,000円 | 設置スペース |
| △ | マイク(単体) | 5,000〜20,000円 | 配信・通話品質UP |
| △ | Webカメラ | 3,000〜15,000円 | 顔出し配信・通話 |
| △ | マウスパッド | 1,000〜5,000円 | FPS時の精度向上 |
※ 価格は2026年5月時点の主要ECサイト(Amazon・価格.com)における売れ筋帯の目安。出典:価格.com「ゲーミングモニター人気売れ筋ランキング」、取得日:2026年5月6日。
引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)・取得日:2026年5月
◎=初日に必須。○=1〜2か月以内に追加すると快適。△=用途次第。配信や顔出し通話をしないなら不要なものも含みます。
絶対に必要なもの①|ゲーミングモニターの選び方
結論、ゲーミングモニターはフルHD・144Hz以上・応答速度1ms前後のモデルを選べば失敗しません。理由は、144Hzを下回ると一般的な60Hzモニターと体感差が小さく、ゲーミングPCの性能を活かしきれないからです。
2026年5月時点で144Hzフルモデルは2万円前後から購入でき、初心者の最初の1台として現実的な価格帯です(出典:価格.com「リフレッシュレート144Hzゲーミングモニター」、取得日:2026年5月6日)。
- FPS(VALORANT・Apex):フルHD・240Hz・IPS or TN
- RPG・MMO・原神:WQHD・144Hz・IPS
- マイクラ・APEXカジュアル:フルHD・144Hz



「とりあえず4Kモニター」は要注意。RTX 5070クラスでもタイトル次第で60〜100fpsに留まることがあり、せっかくの144Hz以上を活かせない場合がある。最初はフルHDか、予算に余裕があればWQHDで十分だ。
絶対に必要なもの②|キーボードとマウス
結論、キーボードとマウスは最初から「ゲーミング」と書かれた製品を選ぶのが安全です。理由は、一般的な事務用キーボードでは複数キー同時押しが正しく認識されない「Nキーロールオーバー非対応」の製品が多く、FPSの斜め移動などでつまずくからです。
- キーボード:テンキーレスかフルサイズかを先に決める
- キーボード:赤軸(静音・軽い)か青軸(カチカチ音・打鍵感)かを試す
- マウス:FPSなら70〜90g前後の軽量モデル
- マウス:手のサイズに合うかを必ず確認
筆者は最初、家にあった事務用キーボードでApex Legendsを始めて、ジャンプ+移動+しゃがみの同時入力が抜ける現象に悩まされました。ゲーミングキーボードに替えただけで操作感が一段変わったので、ここはケチらない方が結果的に安く済みます。



マウスは Logicool G304 みたいな軽量ワイヤレスから入って、合わなかったら買い替えるのが一番ロスが少なかったです。
絶対に必要なもの③|LANケーブルまたはWi-Fi環境
結論、ゲーミングPCには有線LAN接続が最優先です。理由は、Wi-Fiでは遅延(Ping)が安定せず、FPSや格闘ゲームのオンライン対戦で不利になるからです。
LANケーブルはCAT6A(カテゴリ6A)を選んでおけば、現行の10Gbpsまでの回線に対応でき長く使えます。CAT5eでも一般的なオンラインゲームには十分ですが、価格差が数百円程度なのでCAT6Aが無難です(出典:サンワダイレクト「ゲーム用LANケーブル選び方」、取得日:2026年5月6日)。
CAT6Aとは、最大10Gbps・伝送帯域500MHzまで対応するイーサネットケーブルの規格です。家庭の1Gbps回線でも十分な余裕があり、将来の10Gbps回線移行にも対応できます。
賃貸でルーターから距離があり配線が難しい場合は、Wi-Fi 6 / 6E 対応の中継機やUSBアダプタで補強します。ただし、FPSで上を目指すなら最終的には有線化を推奨します。
絶対に必要なもの④|雷ガード付き電源タップ
結論、ゲーミングPCには雷サージ保護機能付きの電源タップを必ず使ってください。理由は、雷による過電圧(雷サージ)が電源ユニットやマザーボードを一瞬で破壊するリスクがあるからです。
サンワサプライの公式解説でも、雷ガード機能のないタップは雷サージを吸収できないと明記されています(出典:サンワサプライ「雷の正しい基礎知識」、取得日:2026年5月6日)。
- 口数:6口以上(PC本体・モニター・スピーカー・スマホ充電・周辺機器2口)
- 容量:1500W(15A)対応
- 機能:雷ガード(サージ保護)・個別スイッチ
- 価格目安:1,500〜4,000円



雷ガード付きでも完全防御ではない。落雷予報が出た日は、面倒でも主電源を物理的に切るかコンセントを抜くのが一番確実だ。
あると快適なもの|ヘッドセット・チェア・デスク
絶対に必要ではないものの、長時間ゲームを楽しむならヘッドセット・ゲーミングチェア・デスクの3点は早めの追加をおすすめします。理由は、音の定位(敵の足音方向)と姿勢の悪さがFPSの勝率と疲労に直結するからです。
- ヘッドセット:FPSの足音方向が分かる。家族同居なら必須クラス
- ゲーミングチェア:1日3時間以上プレイするなら腰痛対策で必要
- デスク:横幅120cm以上推奨。マウスを大きく振れる空間が重要



椅子って後回しでもいいかなと思ってたんですけど…



筆者は最初、ダイニング椅子で半年間プレイして腰を痛めた。先にチェアを買っていれば医者代の方が高くついたと後悔したよ。
FPSをプレイする人に必要な追加アイテム
FPSタイトル(VALORANT・Apex Legends・Overwatch)を本気でプレイする場合、絶対必要5点に加えて大型マウスパッド・240Hzモニター・軽量ゲーミングマウスの3点を優先的に揃えることをおすすめします。理由は、エイム精度と反応速度に直接影響する装備だからです。
- 大型マウスパッド(横40cm以上):ローセンシ運用に必須
- 240Hzモニター:VALORANTやApexの推奨環境
- 70g前後の軽量マウス:振り向き時の負担軽減
- 密閉型ヘッドセット:足音の定位を聞き分ける
配信・実況をする人に必要な追加アイテム
YouTubeやTwitchで配信を始めたい場合、絶対必要5点に加えて単体マイク・Webカメラ・キャプチャ環境・配信ソフトを準備します。理由は、ヘッドセット内蔵マイクでは声質が痩せやすく、視聴者維持率に響くからです。
- USBコンデンサーマイク(5,000〜15,000円)
- Webカメラ(フルHD 60fps以上推奨)
- 配信ソフト:OBS Studio(無料)
- マイクアーム+ポップガード(音質向上)
- 背景になる壁・グリーンバック



配信を始めるなら、PC本体側のCPUコア数とエンコード設定も重要だ。Ryzen 7 / Core i7クラス以上があると配信中のfps低下を抑えやすい。
予算別の揃え方|3万・5万・10万円のモデルケース
「ゲーミングPC一式で何が必要か」は、最終的に予算で決まります。本体以外の周辺機器を一式揃えるための予算別モデルケースを示します。
| 項目 | ★最低限★ 約3万円 | 標準 約6万円 | 快適 約12万円 |
|---|---|---|---|
| モニター | フルHD 144Hz 15,000円 | フルHD 180Hz 22,000円 | WQHD 165Hz 40,000円 |
| キーボード | 3,000円 | 8,000円 | 15,000円 |
| マウス | 2,500円 | 6,000円 | 12,000円 |
| ヘッドセット | 3,500円 | 8,000円 | 20,000円 |
| LANケーブル | 800円 | 1,200円 | 1,500円 |
| 電源タップ | 1,800円 | 2,500円 | 3,500円 |
| マウスパッド | 1,000円 | 2,500円 | 5,000円 |
| 合計目安 | 約27,600円 | 約50,200円 | 約97,000円 |
※ 価格は2026年5月時点のAmazon・価格.comの売れ筋帯から算出。チェア・デスクは別途必要。
引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)・取得日:2026年5月
買いすぎないための優先順位|後回しにしていいもの
ゲーミングPC購入直後は気持ちが大きくなり、すべて最高グレードで揃えたくなります。ですが、初日から最高グレードを買うと失敗確率が上がるのが筆者の結論です。理由は、自分のプレイスタイルが固まる前に買ったデバイスは、結局合わずに買い替えるケースが多いからです。
モニター・キーボード・マウス・LANケーブル・電源タップを2〜3万円の合計予算で確保します。最高グレードは避け、無難な売れ筋を選ぶのが鉄則です。
FPS中心ならマウスとモニター、配信ならマイクとカメラを買い足します。1か月遊ぶと自分の不満点が見えてくるため、買い物の精度が一気に上がります。
チェア・デスク・照明・スピーカーなど、長時間プレイの快適性を底上げするアイテムを追加します。ここまで来てから初めて高価格帯に手を出しても遅くありません。



初日に5万円のキーボード買ったけど、結局重すぎて軽量マウスに合わないことに気づいて1か月で買い替えた…最初は無難でよかったです。
よくある質問|ゲーミングPC購入後の周辺機器Q&A
ゲーミングPC購入後の周辺機器に関して、初心者から特に多い質問をまとめます。
- HDMIケーブルはゲーミングPCに付属していますか?
-
多くのBTOメーカーでは付属していません。本体側のHDMIまたはDisplayPortと、モニター側の対応端子を確認して別途購入してください。フルHD 144Hzなら一般的なHDMI 2.0で十分です。
- スピーカーは必要ですか?
-
必須ではありません。ヘッドセットがあればまず不要です。家族同居や音楽用途で必要になった段階で購入すれば問題ありません。
- 無停電電源装置(UPS)は買うべきですか?
-
停電が頻発する地域や、配信中に停電で機材が落ちると困る人は導入価値があります。一般家庭であれば雷ガード付き電源タップで十分なケースが多いです。
- マウスパッドは必要ですか?
-
FPSをやるなら必須です。木製デスクや塗装デスク上で直接操作するとセンサー精度が落ち、マウス底面のソールも削れます。布製の大型タイプから始めるのが無難です。
- Wi-Fiだけでオンラインゲームはできますか?
-
カジュアルプレイなら可能ですが、FPSや格闘ゲームの対戦では遅延差で不利になります。可能な限り有線LAN接続を選んでください。
まとめ|ゲーミングPC購入後は5点を優先して揃える
ゲーミングPC購入後に必要なものは、まずモニター・キーボード・マウス・LANケーブル・電源タップの5点を最優先で揃え、その後プレイスタイルに合わせて1〜3か月かけて補強するのが最適解です。初日に全部揃えようとすると失敗確率が上がるため、段階的な購入を推奨します。
- モニター(フルHD 144Hz以上)と接続ケーブルを確保したか
- キーボード・マウスは「ゲーミング」表記のものを選んだか
- LANケーブルはCAT6A以上か、Wi-Fi 6以上の環境があるか
- 電源タップは雷ガード付きで6口以上か
- 本体の電源容量と周辺機器の総消費電力を確認したか
条件分岐で最終的なおすすめを示します。本体がまだの方は最新ランキング記事を、モニターから揃えたい方は安いゲーミングモニターまとめを参考にしてください。
最終更新:2026年5月


主要BTO10社以上の実機検証経験。GPコスパ指数による独自評価を軸に、初心者から上級者まで「損しない1台」の選び方を発信しています。
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