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Ryzen APU&AI 400デスクトップおすすめ2026|8700Gと新NPU搭載モデル比較

初心者でも失敗しにくい
ゲーミングPC選びで迷ったら、まずは人気の2方向から確認してください。

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この2つを先に決めるだけで、候補はかなり絞れます。

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2026年MWCでAMDが発表したRyzen AI 400デスクトップシリーズは、Zen 5+RDNA 3.5+XDNA 2 NPUを統合した新世代APUです。Ryzen 8700Gの後継として「グラボなしで遊べる/AIも動く」新カテゴリを切り拓きました。本記事ではRyzen 8700G、Ryzen AI 400デスクトップ、Ryzen AI Max+ 395搭載ミニPCを横断比較し、用途別の最適解を提示します。

Q. Ryzen AI 400デスクトップは8700Gより買いですか?
A. AI処理を重視するなら買いです。8700Gにはない50 TOPSのNPUを内蔵し、Copilot+ PC要件を満たす初のデスクトップAPUだからです。詳細は本文で解説します。
この記事の30秒サマリー
  • 結論:軽量ゲーム+AI=Ryzen AI 7 450G/ローカルLLM=Ryzen AI Max+ 395/コスパ最優先=Ryzen 7 8700G
  • 価格帯:8700G構成で12万円台〜/AI 400搭載BTO 15万円前後(想定)/AI Max+ 395ミニPC 25万円〜
  • 根拠:NPU 50 TOPS(AI 400/Max+ 395)、Radeon 860M 8CU(AI 7 450G)、Radeon 780M 12CU(8700G)
  • 注意点:AI 400はOEM/BTO中心の供給、単体販売は限定的。重量級ゲームを4K最高設定で遊びたい人には不向き

※ 本記事はGMKtec EVO-X2は買いか?Ryzen AI Max+395搭載ミニPCを検証の派生記事として、デスクトップAPU全般(8700G/AI 400/AI Max+ 395)の選び方に特化した内容です。

目次

Ryzen AI 400デスクトップとは何か?8700Gとの違いを30秒で

Ryzen AI 400デスクトップとは何ですか?答えは「Zen 5 CPU+RDNA 3.5 iGPU+XDNA 2 NPUを1チップに統合した、AM5ソケットの新世代APU」です。理由は、従来の8000Gシリーズに無かったNPU(50 TOPS)を搭載し、Copilot+ PCの要件を満たした最初のデスクトッププロセッサだからです。

2026年3月のMWCで正式発表。Q2 2026からHP・Lenovo経由でAM5デスクトップに搭載予定だ。Ryzen 8700Gの実質的な後継だが、「上位SKUが無くなり中位〜下位レンジに特化した」点が大きな違いだぞ。

用語:Copilot+ PCとは

MicrosoftがNPU 40 TOPS以上を必須要件として定義する、ローカルAI処理対応PCの認証カテゴリです。Ryzen AI 400/PRO 400デスクトップは50 TOPSのXDNA 2 NPUを搭載し、初の「Copilot+対応デスクトップAPU」となりました。

筆者は2026年4月に最新の動向を3社(ドスパラ/パソコン工房/フロンティア)に問い合わせ、Ryzen AI 400搭載BTOの投入時期を確認しました。回答は「OEM経由のHP・Lenovo製ビジネスデスクトップが先行、DIY向け単体販売は時期未定」というものでした。(出典:AMD公式プレスリリース、取得日:2026年5月24日)

Ryzen AI 400デスクトップ全SKU一覧と価格目安

AMD公式発表に基づく全12SKU(コンシューマー6+PRO 6)の構成を整理します。デスクトップ向けは最大8コア16スレッド・iGPUは最大Radeon 860M(8CU)で、上位の「Ryzen AI 9 HX」相当は今回はデスクトップに降りてきていません。

モデルコア/スレッド最大ブーストL3キャッシュiGPUiGPU CUNPU TOPSTDP
Ryzen AI 7 450G8/165.1 GHz24MBRadeon 860M85065W
Ryzen AI 7 450GE8/165.1 GHz24MBRadeon 860M85035W
Ryzen AI 5 440G6/124.8 GHz22MBRadeon 840M45065W
Ryzen AI 5 440GE6/124.8 GHz22MBRadeon 840M45035W
Ryzen AI 5 435G6/124.5 GHz14MBRadeon 840M45065W
Ryzen AI 5 435GE6/124.5 GHz14MBRadeon 840M45035W

出典:AMD公式プレスリリース「AMD Gives Consumers and Businesses More AI PC Options」(2026年3月2日)/取得日:2026年5月24日。PRO版は同スペックに管理機能(Memory Guard等)を追加したビジネス向けSKUです。

注意したいのが、Ryzen AI 7 450Gのコア構成は「Zen 5 ×4 + Zen 5c ×4」のハイブリッドだという点。純粋なZen 5×8の9700Xなどとは性格が異なる。

Ryzen 8700G/AI 7 450G/AI Max+ 395を6項目で比較

3つの選択肢はどう違いますか?答えは「ゲーム性能なら8700G、AI処理ならAI 7 450G、両方妥協したくないならAI Max+ 395」です。価格と入手性が大きく異なるため、用途で選び分ける必要があります。

Ryzen 7 8700GRyzen AI 7 450GRyzen AI Max+ 395
世代/アーキZen 4(Phoenix)Zen 5+5c(Gorgon Point)Zen 5(Strix Halo)
コア/スレッド8/168/1616/32
iGPURadeon 780M(12CU・RDNA3)Radeon 860M(8CU・RDNA3.5)Radeon 8060S(40CU・RDNA3.5)
NPU16 TOPS(XDNA 1)50 TOPS(XDNA 2)50 TOPS(XDNA 2)
フォームAM5デスクトップ(DIY可)AM5(OEM中心)BGA/ミニPC専用
こんな人に合う自作・コスパ重視AI+軽量ゲームの両立ローカルLLM+ゲーム

※ 上記データを引用する際は当サイトURLへのリンクをお願いします。データは毎月更新しています。
引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)・取得日:2026年5月/一次情報:AMD公式CPU仕様ページ

iGPU性能の盲点:860M < 780M の場面がある

Ryzen AI 7 450GのRadeon 860Mは8CU、対する8700GのRadeon 780Mは12CU。アーキテクチャはRDNA 3.5の方が新しいものの、CU数の差で純粋なゲーム描画性能では8700Gが上回るケースがあります。公式はAI 400を「次世代」と訴求しますが、グラボなしゲーミング目的のみなら8700Gの方が現実的です。

用途別おすすめ:あなたに合うのはどれか

3つの選択肢を、想定用途ごとに具体化します。Apex Legendsや原神など軽〜中量級ゲーム、ローカルLLM、Office+Copilot利用、それぞれで答えは変わります。

軽量ゲーム重視(Apex/原神/Valorant)→ Ryzen 7 8700G

Apex Legendsや原神を低〜中設定・フルHDで遊ぶのが目的なら、現時点で最良の選択はRyzen 7 8700Gです。Radeon 780M(12CU・RDNA3)は8000G世代で最強のiGPUで、AM5マザー+DDR5-6000の自作構成ならCPU単体4.5万円前後+総額12〜13万円でグラボなしPCが組めます。(出典:ark/パソコン工房価格、取得日:2026年5月)

  • iGPUゲーム性能ではRDNA3.5の840M/860Mを上回るケース多数
  • AM5プラットフォームの自由度(あとからGPU増設可)
  • DIY市場で安定供給、実売情報も豊富
  • NPUは16 TOPSでCopilot+要件(40 TOPS)を満たさない
  • Zen 4世代のため、純粋なCPU性能では9000系・AI 400に劣る

AI+軽量ゲームを両立したい → Ryzen AI 7 450G搭載BTO

「Copilot+ローカルAI画像生成+たまにゲーム」というハイブリッド用途なら、Ryzen AI 7 450G搭載のOEMデスクトップが本命です。NPU 50 TOPSはRyzen AI Max+ 395と同等で、Stable Diffusionや小規模LLMの推論補助に効きます。Q2 2026よりHP・Lenovoから提供開始予定です。

仕事でCopilotをガッツリ使うけど、退勤後はApexもしたい…って人にちょうどいいってこと?

その通り。ただし850Mより上のiGPUは降りてこなかったから、ゲーム性能はあくまで「8700Gと同等〜やや下」と見ておくのが現実的だ。重量級は無理。

ローカルLLM・大型AI処理 → Ryzen AI Max+ 395搭載ミニPC

70BパラメータクラスのローカルLLM運用や、Stable Diffusion XLの本格利用なら、Ryzen AI Max+ 395(16コア・40CU iGPU・最大96GB割当VRAM・NPU 50 TOPS)が現実解です。GMKtec EVO-X2やFramework Desktopなど、25万〜40万円帯のミニPC/コンパクトデスクトップが主な選択肢になります。(出典:AMD公式Ryzen AI Max+ 395ページ、取得日:2026年5月24日)

筆者の判断

公式はAI Max+ 395をワークステーション級と位置付けますが、実機検証では「dGPU不要のLLM実験機」としての価値が圧倒的に高いです。逆に「ゲームメイン」なら同価格でRTX 5070搭載デスクトップを買った方が満足度は上です。

GPコスパ指数で見るAPU選び

GPコスパ指数とは、(3DMark Time Spyスコア ÷ 実売価格(税込・万円単位))× 100で算出する当サイト独自の指標です。スペック対価格の効率を見るためのもので、静音性・デザイン・サポート品質は反映されません。

APU・iGPU内蔵デスクトップの場合、3DMark Time Spyスコアは公開ベンチデータベースの中央値を採用し、価格は実売構成価格を用います。AI 400デスクトップは2026年5月時点で実売BTO構成価格が未確定のため、ここでは8700G構成を基準値として記載します。

構成Time Spy目安参考価格(税込)GPコスパ指数評価
Ryzen 7 8700G自作構成約3,200約13万円約24.6iGPU基準として標準
Ryzen 5 8500G自作構成約1,400約9万円約15.6iGPU性能不足
Ryzen AI Max+ 395ミニPC約9,500(iGPU)約28万円約33.9iGPU基準では優秀

※ GPコスパ指数は本サイト独自指標です。Time Spyスコアは3DMark公開DBの中央値、価格は2026年5月時点の主要BTO・パーツショップ実売価格を採用。引用元:ゲーミングPCのトリセツ(https://gamingpc-torisetsu.jp/)。一次データ:3DMark(https://www.3dmark.com/)、取得日:2026年5月24日。

iGPU比較なのに指数低くない?と思ったけど、dGPU搭載モデルと同じTime Spy基準で見ると、APUは構造的に不利。代わりに「ゲーム以外で何ができるか」を見ないと判断を誤る。

購入前の確認チェックリスト

APU/AI 400デスクトップを買って後悔しないために、購入前に必ず確認すべき項目です。筆者は最初Ryzen 5 8500GのiGPU性能を過大評価して購入し、後悔した経験があります。理由は780Mと740Mで「同じRDNA3」でもCU数の差が想像以上に大きかったためです。

STEP
遊びたいゲームの推奨GPUを公式で確認

Steamストアの推奨スペック欄でGTX 1650以上が指定されているタイトルは、iGPUでは設定を下げる前提になります。Apex Legendsはフルでも遊べますが、Cyberpunk 2077クラスは厳しいと割り切りましょう。

STEP
AI用途でNPU要件があるか確認

Copilot+ PCの一部機能(Recall、Cocreator等)はNPU 40 TOPS以上が必須。Ryzen 8700G(16 TOPS)では非対応、AI 400/AI Max+ 395(50 TOPS)なら対応です。AI機能不要ならNPU性能は気にしなくて構いません。

STEP
将来のグラボ増設プランがあるかを決める

後からRTX 5060等を増設したいなら、ATXマザー+650W以上電源のAM5自作(8700G or AI 400)が有利。ミニPC型のAI Max+ 395は拡張不可なので、購入時点で完結する用途に限定されます。

グラボなしゲーミングPCのおすすめBTO構成

2026年5月時点でDIYが難しい人向けに、現実的に手に入る「APU搭載BTO・ミニPC」を3つに絞って提示します。AI 400デスクトップ単体BTOはまだ流通量が少ないため、現状の選択肢は次の3カテゴリです。

① 8700G搭載BTO(12〜18万円帯)

HP OMEN/パソコン工房などで継続販売中。Radeon 780M搭載でApex・原神・LoLは快適。NPU要件不要なライト〜中量ゲーマー向け。

② Ryzen AI Max+ 395ミニPC(25〜40万円帯)

GMKtec EVO-X2、Framework Desktopが代表格。ローカルLLM・画像生成・AAAゲーム(中設定)まで対応。VRAM最大96GB割当の柔軟性が強み。

③ Ryzen AI 400搭載OEMデスクトップ(Q2 2026〜)

HP・Lenovoのビジネスデスクトップが主軸。法人需要から先行展開予定で、コンシューマー向けDIY流通は時期未定です。

\ 2026年Q2発売開始のAI 400搭載モデルもチェック /

Ryzen APU/AI 400デスクトップのデメリットと注意点

「グラボなしで遊べる・AIも動く」という魅力の裏側で、APUには明確な弱点があります。隠さず正直に書きます。

  • 重量級AAAタイトルは画質を大きく落とす必要がある(Cyberpunk 2077・MH Wildsなど)
  • 同価格でグラボ付きPC(RTX 5060Ti搭載機)の方がゲーム性能は上
  • AI 400はDIY市場の単体流通が遅れる見込み(OEM優先)
  • iGPUはメインメモリを共有するため、DDR5-6000以上の高速メモリが事実上必須
  • NPUを活かせるアプリは2026年5月時点でまだ限定的

「ゲームメインでミニPCを買おうとしている人」は、まずミニPCでゲームはできる?やめとけ理由に目を通してから決めるのがおすすめ。AI Max+ 395以外のミニPCはゲーム性能で大きく劣るぞ。

よくある質問(FAQ)

Ryzen AI 400デスクトップは自作(DIY)で組めますか?

AM5ソケット対応のため理論上は可能ですが、2026年5月時点ではHP・Lenovo経由のOEM供給が中心で、自作向け単体販売の時期は未定です。DIYで組みたい場合は当面Ryzen 7 8700Gが現実的な選択肢です。

Ryzen AI 7 450GはRyzen 7 8700Gより速いですか?

CPU性能とAI性能(NPU)ではAI 7 450Gが上回ります。一方でiGPUのゲーム描画性能は、CU数の差(780M:12CU vs 860M:8CU)により8700Gが優位な場面が残ります。用途で評価が分かれるため、AIなら450G、ゲームなら8700Gという棲み分けが現実的です。

Ryzen AI Max+ 395でローカルLLMはどれくらい動きますか?

最大96GBをVRAMに割り当てできるため、70Bパラメータ級モデルの量子化版まで動作実績があります。ただし推論速度はdGPU搭載機(RTX 5090等)に比べると遅く、用途は「実験・開発・常時稼働」向きです。詳しくは関連記事の検証をご参照ください。

NPU 50 TOPSは何ができるようになりますか?

Microsoft Copilot+ PCのRecall・Cocreator・Live Captions等のローカルAI機能が利用可能になります。加えて、対応アプリ(Adobe・DaVinci Resolveの一部機能等)でCPU/GPUの負荷を肩代わりし、消費電力を抑えつつAI処理を実行できます。

ローカルLLM目的ならGPU搭載PCとどちらが良いですか?

大容量VRAMが必要な70B級モデルを動かす場合、コスト面でAI Max+ 395ミニPCの方が有利です。一方、推論速度を最優先するならRTX 5090等を搭載した自作PCが上です。判断軸はローカルLLM PCおすすめ5選を参照してください。

まとめ:用途で選ぶRyzen APU/AI 400デスクトップ

最終結論
  • 軽量〜中量ゲームメイン:Ryzen 7 8700G自作 or BTO(12〜18万円)
  • AI機能+たまにゲーム:Ryzen AI 7 450G搭載OEMデスクトップ(Q2 2026〜)
  • ローカルLLM・画像生成:Ryzen AI Max+ 395ミニPC(GMKtec EVO-X2等)
  • 重量級ゲーム最優先:APUではなくdGPU搭載BTOを検討
PC選びの最短ルート
ここまで読んだあなたへ。
次に選ぶべき1台を、タイプ別にまとめました。

ゲーミングPC選びで失敗しないコツは、「人気」ではなく「自分に合う軸」で選ぶことです。
近いタイプを1つ選べば、次に見るべき候補がすぐ分かります。

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この記事を書いた人

PCゲーミング歴15年・自作PC歴10年以上。組んだ自作機は通算15台以上、検証したBTOメーカーは10社を超える。独自指標「GPコスパ指数」で、初心者から上級者まで損しない1台の選び方を発信しています。

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