MENU

ゲーミングPC 10万円以下は買える?|最安モデルとコスパの分岐点を正直に解説

目次

10万円以下ゲーミングPCの結論|「新品で10万以下」はほぼ消滅した

「ゲーミングPCを10万円以下で買いたい」と検索してこのページにたどり着いた方に、まずは正直にお伝えします。新品でグラフィックボードを搭載したデスクトップPCを10万円以下で買うのは、現在ほぼ不可能です。かつてはドスパラの「Lightning AT5」シリーズが9万円台で買えましたが、すでに販売終了。後継モデルの「THIRDWAVE AM-R5A35A-01B」は13万円台に値上がりしました。

この記事では、その現実を踏まえたうえでRTX 3050搭載の新品ゲーミングPCの最安ラインがどこにあるのかを整理し、さらに「あと数万円プラスするだけでどれだけ世界が変わるか」をGPコスパ指数で明確にします。「安く始めたい」読者にとって本当に役立つ情報だけをまとめました。

この記事の結論
新品ゲーミングPCの最安ラインはドスパラ THIRDWAVE AM-R5A35A-01B(132,980円)。10万円以下ではグラボ搭載PCは入手不可。総合力ではNEXTGEAR JG-A5G5A(144,800円)がSSD 1TB・3年保証付きでベストバイ。予算を18〜19万円台まで伸ばせるなら、RTX 5060搭載モデルでGPコスパ指数が約2倍に跳ね上がります。

10万円でゲーミングPC、本当に買えるの? ネットで調べても15万円以上ばっかりなんだけど……

正直に言うと、10万円ジャストでは新品のグラボ搭載PCは手に入らない時代になった。でも13〜15万円なら選択肢がちゃんとある。「自分の予算でどこまで狙えるか」を一緒に整理していこう。

最安ラインで選ぶべきGPU・CPUの判断基準

このセクションの要点
最安ラインならGPUはRTX 3050(6GB)が現実的な上限。CPUはRyzen 5 4500以上を確保すればボトルネックを回避できる。メモリ16GB(デュアルチャネル)・SSD 500GB以上は最低ラインとして死守したい。

GPUはRTX 3050が現実的な下限ライン

13〜15万円の価格帯でグラフィックボードを搭載した新品デスクトップPCとなると、選択肢はNVIDIA GeForce RTX 3050(6GB)がほぼ唯一の候補です。AMD Radeon RX系では同価格帯にRX 6500 XTがありますが、VRAM 4GBのため2026年の新作タイトルでは力不足が目立ちます。

RTX 3050のデスクトップ版は3DMark Time Spyで約5,800〜6,800pt前後のスコアを記録します(UL Benchmarks公式のRTX 3050レビューページ参照)。フルHD解像度であれば、Valorantで200fps以上、Apex Legendsで100〜120fps程度が見込める水準。144Hzモニターとの組み合わせで軽量タイトルを楽しむには十分な性能です。

エントリークラス|RTX 3050(6GB)

フルHD:軽量〜中量級タイトルで100fps超が狙える。WQHD:低〜中設定なら60fps前後。

VRAM 6GBモデルはテクスチャ品質を落とす場面あり。DLSS対応だがフレーム生成(DLSS 3)は非対応。

なお、ゲーミングPCの選び方を基礎から知りたい方はこちらの記事で初心者向けに全知識をまとめています。

CPUはRyzen 5 4500以上で十分戦える

最安ラインのモデルに搭載されるCPUは、AMD Ryzen 5 4500が中心です。Ryzen 5 4500(6コア / 12スレッド)はZen 2世代でIPCが低めですが、RTX 3050とのペアリングではGPUがボトルネックになるため、ゲーム性能への影響は限定的。Valorantで200fps前後、Apex Legendsで100fps前後が十分に狙える構成です。

もしカスタマイズでRyzen 5 5500(Zen 3世代)にアップグレードできるモデルであれば、IPC向上によりシングルスレッド性能で約15%のアドバンテージがあり、将来的にGPUを換装する際にもCPUがボトルネックになりにくくなります。

RTX 3050クラスのGPUでは、CPUの世代差よりGPU性能がボトルネックになるケースがほとんどです。Ryzen 5 4500でも「遊べない」わけではありませんが、将来的にGPUを換装する予定があるならRyzen 5 5500以上を選んでおくと安心です。

メモリ・SSDで妥協すると後から痛い

安いモデルではメモリ16GB(8GB×2のデュアルチャネル)SSD 500GB以上が最低ラインです。メモリがシングルチャネル(16GB×1)の場合、Ryzen系CPUでは帯域がほぼ半減し、fpsが10〜20%低下することがあります。購入前にデュアルチャネル構成かどうかを必ず確認してください。

SSD容量については、500GBだと正直心もとないです。Windows 11だけで約30GBを消費し、Apex Legendsが約75GB、Valorantが約30GB。3〜4本インストールすれば空き容量が逼迫します。可能であれば1TBモデルを選ぶか、購入後にSSD増設で対応しましょう。1TB NVMe SSDは8,000〜10,000円程度で購入可能です(価格.comの最安値情報参照)。

この後紹介するNEXTGEAR JG-A5G5A(マウスコンピューター)は標準でSSD 1TB・メモリ16GB(デュアルチャネル)構成です。一方、ドスパラのTHIRDWAVE AM-R5A35A-01BはSSD 500GBのため、増設の手間と費用を考慮して選びましょう。

「最安」で買える新品ゲーミングPC おすすめ3選

POINT

RTX 3050搭載の新品デスクトップPCの中から、実際に購入可能なモデルを3台厳選。いずれも10万円以下ではありませんが、グラボ搭載新品PCの「リアルな最安ライン」です。価格は変動するため、購入前に必ず公式サイトで最新価格をご確認ください。

先に結論を言ってしまうと、RTX 3050を搭載した新品デスクトップPCの最安ラインは13〜15万円台です。大手BTOメーカー(ドスパラ・マウスコンピューター)の一般向けデスクトップに限られますが、格安BTOのOZgamingMDL.makeもセール時に競合するポジションにいます。

項目★おすすめ★
NEXTGEAR JG-A5G5A
ドスパラ
THIRDWAVE AM-R5A35A-01B
MDL.make
MD3555
GPURTX 3050 6GBRTX 3050 6GBRTX 3050 6GB
CPURyzen 5 4500Ryzen 5 4500Ryzen 5 5500
メモリ16GB(8GB×2)16GB16GB(デュアルCH)
SSD1TB NVMe500GB NVMe500GB NVMe
電源550W BRONZE550W BRONZE650W GOLD
保証3年+24時間電話1年+24時間電話1年+LINEサポート
価格(税込)144,800円132,980円144,500円
GPコスパ指数約40.1約43.6約40.1
こんな人向けSSD・保証込みの総合力重視とにかく最安でRTX 3050が欲しい人電源品質・CPU性能を重視する人
総合評価

※ 価格は変動する場合があります。GPコスパ指数は(3DMark Time Spy Graphics Score ÷ 税込価格(万円)× 100)で算出。RTX 3050 6GBのTime Spyスコアは約5,800pt(UL Benchmarks公式参照)を使用。GPコスパ指数はスペック対価格の指標であり、SSD容量・保証・デザインなど数値化できない価値は反映されません。

NEXTGEAR JG-A5G5A(Ryzen 5 4500 × RTX 3050 6GB)

最安ラインのベストバイ

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G5A

RTX 3050搭載の新品PCとして最もバランスが良い1台。SSD 1TB・メモリ16GB(デュアルチャネル)・3年保証が標準で付属。マウスコンピューターの24時間電話サポートと合わせて、初心者が安心して選べる構成。

144,800
税込価格
~5,800pt
Time Spy(GPU)
3
標準保証
NEXTGEAR JG-A5G5A スペック

CPU:Ryzen 5 4500(6コア/12スレッド)|GPU:RTX 3050 6GB|メモリ:16GB DDR4(8GB×2 デュアルチャネル)|SSD:1TB NVMe Gen4|電源:550W 80PLUS BRONZE|保証:3年間センドバック修理+24時間365日電話サポート|価格:144,800円(税込)

マウスコンピューターの「NEXTGEAR」シリーズは、GALLERIAやG-Tuneとは異なり「コスパ特化」を明確に打ち出したブランドです。JG-A5G5AはRTX 3050搭載モデルのエントリーラインですが、標準でSSD 1TB・メモリ16GB(デュアルチャネル)・3年保証が含まれるのが大きな強み。ドスパラのTHIRDWAVE AM-R5A35A-01B(132,980円)より約12,000円高いものの、SSD容量が倍で保証が3倍と考えれば、追加コスト以上の価値があります。

ケースはNEXTGEAR専用のミニタワーで、強化ガラスサイドパネルを採用。USB Type-C(USB 3.2 Gen 1)も上面に搭載しており、周辺機器との接続にも困りません。カスタマイズでRyzen 5 5500への変更(+7,700円)も可能です。

メリット
  • SSD 1TB・メモリ16GB(デュアルCH)が標準。追加投資なしですぐ使える
  • 3年間の保証+24時間365日電話サポートで初心者も安心
  • 強化ガラスパネル採用のゲーミングケースで見た目も良い
デメリット
  • CPUがRyzen 5 4500(Zen 2世代)で将来性はやや不安
  • 電源550Wのため、RTX 5060 Ti以上へのGPU換装時は電源交換も必要
  • 無線LANが非搭載(カスタマイズで追加可能)

NEXTGEAR JG-A5G5Aの最新価格はマウスコンピューター公式サイトで確認できます。※構成変更やセールにより価格が変動する場合があります。

ドスパラ THIRDWAVE AM-R5A35A-01B(Ryzen 5 4500 × RTX 3050 6GB)

THIRDWAVE AM-R5A35A-01B スペック

CPU:Ryzen 5 4500(6コア/12スレッド)|GPU:RTX 3050 6GB|メモリ:16GB DDR4|SSD:500GB NVMe|電源:550W 80PLUS BRONZE|保証:1年(最大5年に延長可)+24時間電話サポート|価格:132,980円(税込)

ドスパラの一般向けデスクトップ「THIRDWAVE」シリーズの一台です。旧モデル「Lightning AT5」の後継にあたり、RTX 3050搭載の新品PCとして現時点で最安の132,980円を実現しています。ケースはシンプルなビジネス向けデザインですが、USBポートの配置が充実しており、普段使い兼用にも向いています。

注意すべきはSSD容量が500GBという点。ゲーム2〜3本で空き容量が逼迫するため、購入後のSSD増設を前提に考えた方がよいでしょう。また保証も標準1年のため、3年保証のNEXTGEARとの差額12,000円をどう見るかが判断のポイントです。ドスパラとマウスコンピューターの詳しい比較はこちらも参考にしてください。

メリット
  • RTX 3050搭載新品PCの中で最安の132,980円
  • ドスパラの24時間365日電話サポート+最短翌日出荷
  • 全国の実店舗で実機を見て購入できる
デメリット
  • SSD 500GBはゲーム2〜3本で不足する
  • 保証が標準1年で、NEXTGEAR(3年)に見劣りする
  • ケースがゲーミングらしいデザインではない

ドスパラ THIRDWAVE AM-R5A35A-01Bの最新価格はドスパラ公式サイトで確認できます。

MDL.make MD3555(Ryzen 5 5500 × RTX 3050 6GB)

MDL.make MD3555 スペック

CPU:Ryzen 5 5500(6コア/12スレッド)|GPU:RTX 3050 6GB|メモリ:16GB DDR4(デュアルチャネル)|SSD:500GB NVMe Gen3|電源:650W 80PLUS GOLD|保証:1年+LINEサポート|価格:144,500円(税込・セール価格)

MDL.makeは大阪に本社を置く格安BTOブランドで、鹿児島の自社工場で国内生産を行っています。MD3555はRyzen 5 5500 × RTX 3050という構成で、NEXTGEAR JG-A5G5Aとほぼ同価格帯。MDL.makeの優位点はCPUがRyzen 5 5500(Zen 3世代)でIPC約15%向上している点と、電源が650W 80PLUS GOLDで高品質・将来のGPU換装にも対応しやすい点です。MDL.makeの評判・コスパ検証はこちらの記事で詳しく解説しています。

一方で、SSD 500GB・保証1年(LINEサポートのみ)という構成は大手BTOと比べると見劣りします。CPU性能と電源品質を重視し、自分でSSD増設もできる中級者向けのモデルです。

メリット
  • Ryzen 5 5500搭載でCPU性能がワンランク上
  • 650W 80PLUS GOLD電源で将来のGPU換装にも対応しやすい
  • 国内自社工場生産で品質管理が行き届いている
デメリット
  • SSD 500GBで容量が心もとない
  • 電話サポートがなく、LINEサポートのみ
  • 納期が5〜30営業日と大手BTOより長い

MDL.make MD3555の最新価格はMDL.make公式サイトで確認できます。※セール期間・在庫状況により価格が変動します。

上記3モデルのうち、SSD増設やメモリの確認が不安な初心者には、標準でSSD 1TB+デュアルチャネルメモリ+3年保証が揃うNEXTGEAR JG-A5G5Aが最も手間のかからない選択です。自作やパーツ増設に慣れた人であれば、ドスパラ最安モデル+SSD増設が最もコストを抑えられます。

+3〜5万円で世界が変わる|RTX 5060搭載のコスパ最強モデル

このセクションの要点
13〜15万円のRTX 3050モデルと、18〜19万円台のRTX 5060搭載モデルの間にはGPU性能で2倍以上の差がある。予算を少し伸ばせるなら、NEXTGEAR JG-A5G60やFRONTIERのセールモデルが圧倒的にコスパが良い。

やっぱりRTX 3050だと限界があるんだ……。もうちょっと出すとどのくらい変わるの?

RTX 3050からRTX 5060に上がると、3DMark Time Spyのスコアが約5,800ptから約13,000ptに跳ね上がる。ゲーム内fpsで言えばApex Legendsが100fps→200fps以上になるレベルの変化だよ。

NEXTGEAR JG-A5G60(Ryzen 5 4500 × RTX 5060 / ¥184,800)

NEXTGEAR JG-A5G60 スペック

CPU:Ryzen 5 4500(6コア/12スレッド)|GPU:RTX 5060 8GB|メモリ:16GB DDR4(8GB×2 デュアルチャネル)|SSD:1TB NVMe Gen4|電源:550W 80PLUS BRONZE|保証:3年間+24時間電話サポート|価格:184,800円(税込)

RTX 3050搭載のJG-A5G5A(144,800円)からわずか4万円プラスでRTX 5060搭載モデルが手に入る——これがNEXTGEAR JG-A5G60の最大の魅力です。RTX 5060はRTX 3050比で2倍以上のGPU性能を持ち、フルHDならほぼすべてのゲームで144fps以上が安定。DLSS 4のフレーム生成にも対応しており、将来のタイトルでもパフォーマンスを引き出せます。

Apex(フルHD高)
180fps+
Valorant(フルHD)
350fps+
モンハンワイルズ(フルHD高)
50~70fps

※ fps値はRTX 5060のフルHD・高設定時の目安です。ゲームバージョン・ドライバ・CPU構成により変動します。

NEXTGEAR JG-A5G60の最新価格はマウスコンピューター公式サイトで確認できます。15万円台のゲーミングPCを詳しく比較した記事もあわせてご覧ください。

FRONTIER セールモデル(Ryzen 7 5700X × RTX 5060 Ti)

FRONTIERは毎週金曜に更新される週替わりセールが魅力のBTOメーカーです。セール時にはRyzen 7 5700X × RTX 5060 Ti・32GBメモリ・1TB SSDという構成が18万円前後で出てくることがあり、コスパは圧倒的。ただしセール品は在庫限りのため、常にこの価格で買えるわけではありません。

FRONTIERのセール情報はFRONTIER公式セールページで随時更新されています。フロンティアのセール時期・年間スケジュールの解説記事もあわせてチェックしてみてください。

FRONTIERのセール品は在庫限りで、売り切れると次のセールまで同構成が出ない場合があります。気になるモデルが見つかったら早めの決断がおすすめです。

GPコスパ指数で見る|最安ライン vs 18万円台のコスパ差

このセクションの要点
GPコスパ指数で比較すると、13〜15万円のRTX 3050モデルは約40。18万円台のRTX 5060搭載モデルは約70。同じ「1万円あたりの性能」で見ると、予算を上げたほうが効率よく性能が手に入るのが現実。
GPコスパ指数とは?

当サイト独自の指標で、算出式は(3DMark Time Spy Graphics Score ÷ 実売価格(税込・万円単位)× 100)。数値が高いほど「1万円あたりのゲーム性能」が高いことを意味します。ただし、SSD容量・保証・デザイン・サポート品質など数値化できない要素は反映されない点にご注意ください。

モデルGPUTime Spy価格(税込)GPコスパ指数評価
ドスパラ AM-R5A35A-01BRTX 3050 6G~5,800pt132,980円約43.6やや割高
NEXTGEAR JG-A5G5ARTX 3050 6G~5,800pt144,800円約40.1やや割高
MDL.make MD3555RTX 3050 6G~5,800pt144,500円約40.1やや割高
NEXTGEAR JG-A5G60RTX 5060~13,000pt184,800円約70.3優秀

※ RTX 3050 6GBのTime Spy Graphics Scoreは約5,800pt(UL Benchmarks公式参照)。RTX 5060のTime Spy Graphics Scoreは約13,000pt(TechPowerUp RTX 5060レビューより)。GPコスパ指数はあくまでスペック対価格の参考値であり、購入判断のすべてではありません。

表を見ると一目瞭然で、RTX 3050モデルのGPコスパ指数は約40〜44にとどまるのに対し、NEXTGEAR JG-A5G60は約70.3。つまり「1万円あたりで手に入るゲーム性能」は、わずか4万円の追加投資で約1.7倍効率が良くなります

もちろん、「とにかく初期費用を抑えたい」という事情は人それぞれ。その場合はドスパラ THIRDWAVE AM-R5A35A-01BやNEXTGEAR JG-A5G5Aが堅実な選択です。ただ、もしあと3〜5万円の余裕があるなら、18万円台のRTX 5060モデルを狙うほうが長い目で見て満足度が高いという点は知っておいて損はありません。用途・予算別のおすすめランキングも参考にしてみてください。

安いゲーミングPCの注意点と覚悟すべきこと

POINT

RTX 3050搭載PCは「始める」には十分だが「何年も快適に使い続ける」には工夫が必要。購入前に知っておくべき3つの限界を正直に解説。

最新AAAタイトルの高画質プレイは厳しい

RTX 3050搭載モデルで遊べるゲームの幅は意外と広いですが、モンスターハンターワイルズやサイバーパンク2077といった重量級タイトルを高画質で快適に動かすのは難しいのが現実です。フルHD・最低設定でも30〜40fps程度に落ちるケースがあり、レイトレーシングはオフが前提になります。

一方で、Valorant・Apex Legends・フォートナイト・League of Legendsといったeスポーツ系タイトルは問題なく動作します。「軽量タイトルをフルHDで快適に遊ぶ」という用途に割り切れるなら、13〜15万円のPCでも十分に楽しめるでしょう。ゲーミングPCで買ってはいけない7つの特徴もあわせて確認しておくと安心です。

ストレージ500GBは足りない前提で考える

ドスパラやMDL.makeのモデルはSSD 500GBが標準です。前述のとおり、OS込みで3〜4本のゲームをインストールするとほぼ満杯。追加のSSDやHDDを後から増設する前提で購入するのが現実的です。NEXTGEAR JG-A5G5Aであれば標準1TBなので、この問題はかなり緩和されます。

将来のGPU換装を見据えた電源選びがカギ

安いPCを「入門機」として割り切り、数年後にGPUだけ交換してパワーアップする——これは賢い戦略です。ただしその場合、電源容量が最低でも550W以上あるかを購入時に確認しておく必要があります。

今回紹介したモデルのうち、ドスパラとNEXTGEARは550W、MDL.makeは650W。将来的にRTX 5060クラス(推奨電源550W)への換装であればいずれも対応可能ですが、RTX 5060 Ti以上を視野に入れるなら650W以上の電源があると安心です。この点ではMDL.make MD3555が一歩リードしています。

「ノートPC」や「中古」という選択肢は?

予算をとにかく抑えたい場合、「ゲーミングノートPC」や「中古デスクトップ」も選択肢に入ってきます。ゲーミングノートはGTX 1650〜RTX 3050搭載モデルが10万円前後で見つかることもありますが、冷却性能や拡張性ではデスクトップに劣ります。デスクトップとノートの比較記事を参考にしてください。

中古ゲーミングPCはGTX 1660やRTX 2060搭載モデルが8〜10万円で見つかることもあり、GPU性能だけなら新品RTX 3050と同等かやや上です。ただし保証期間が短い(3〜6ヶ月が多い)点やパーツの経年劣化リスクがあるため、PC初心者には保証とサポートが充実した新品をおすすめします。中古ゲーミングPCの判断基準もあわせてご覧ください。

自作した場合の参考価格との比較

Ryzen 5 5500 + RTX 3050 6GB + 16GB DDR4 + 500GB SSD + 650W GOLD電源 + ケース + Windows 11 Homeを個別に揃えた場合の参考価格は約95,000〜105,000円(最安パーツ価格、価格.com参照)。BTOモデルには組み立て工賃・保証・サポートが含まれるため、差額は妥当な範囲です。自作に慣れた人なら10万円台前半でほぼ同等のPCを組めますが、初心者にはBTO購入が安心です。

PC本体以外にいくらかかる?一式の費用感

ゲーミングPCを初めて買う場合、本体以外にもモニター・マウス・キーボード・ヘッドセットが必要です。最低限のセットで追加2〜3万円、144Hzモニターなど良いものを揃えると追加5〜8万円が目安。PC本体が15万円なら一式で17〜23万円程度を見込んでおきましょう。一式揃えた場合の費用内訳を別記事で詳しくまとめています。

よくある質問

10万円以下の新品ゲーミングPCは本当にないの?

グラフィックボードを搭載した新品デスクトップPCで10万円以下のモデルは、現時点ではほぼありません。かつてはドスパラのLightning AT5(92,980円)やLightning-G AT5B(89,980円)が該当しましたが、いずれも販売終了し、後継モデルは13万円台に値上がりしています。内蔵GPU(グラボなし)のPCであれば10万円以下もありますが、ゲーム用途には向きません。

最安のゲーミングPCでApex Legendsは遊べる?

RTX 3050搭載モデルであれば、フルHD・中〜高設定で100〜120fps程度が期待できます。144Hzモニターとの組み合わせでも概ね快適にプレイ可能です。ただし降下直後の混戦など、負荷が高まる場面では一時的にfpsが低下することがあります。

最安のゲーミングPCでValorantは何fps出る?

Valorantは非常に軽量なタイトルのため、RTX 3050搭載モデルでフルHD・最高設定でも200fps以上が出ます。240Hzモニターを活かすには設定を中〜低に調整する必要がありますが、144Hzモニターなら常時上回れる水準です。

最安のゲーミングPCでフォートナイトは快適に遊べる?

フォートナイトはDirectX 12で動作するため、RTX 3050ではフルHD・中設定で100〜140fps程度、パフォーマンスモード(DirectX 11)に切り替えれば160fps以上も狙えます。競技設定で144Hzモニターを活かすには十分な性能です。

中古ゲーミングPCと新品最安モデル、どちらがおすすめ?

中古はGTX 1660やRTX 2060搭載モデルが8〜10万円で見つかることもあり、GPU性能だけなら新品RTX 3050と同等かやや上です。ただし保証期間が短い(3〜6ヶ月が多い)、パーツの経年劣化リスク、OSライセンスの問題などがあるため、PC初心者には保証とサポートが充実した新品をおすすめします。詳しくは中古ゲーミングPCの判断基準をご覧ください。

ゲーミングPCを一式揃えるといくらかかる?

PC本体が15万円の場合、モニター(2〜3万円)・マウス(3,000〜8,000円)・キーボード(3,000〜10,000円)・ヘッドセット(3,000〜8,000円)を含めて合計17〜23万円程度が目安です。144Hzゲーミングモニターまで含めると20万円前後になるケースが多いです。一式の費用内訳を詳しくまとめた記事も参考にしてください。

安いゲーミングPCで配信(ゲーム実況)はできる?

RTX 3050にはNVENCエンコーダーが搭載されているため、OBSなどのソフトでGPUエンコード配信は可能です。ただしゲームをプレイしながらの同時配信ではfpsが10〜20%低下するため、軽量タイトル限定と考えてください。本格的な配信を考えるなら、RTX 5060以上を搭載したモデルが望ましいです。

ゲーミングPCが安くなるセール時期はいつ?

最も値引き幅が大きいのは年末年始(12〜1月)決算期(2〜3月・8〜9月)です。特にFRONTIERは毎週金曜に更新される週替わりセールがあり、掘り出し物が出やすいメーカー。ドスパラやマウスコンピューターも季節セールで5,000〜20,000円引きになることがあります。フロンティアのセール年間スケジュールも参考にしてください。

RTX 3050搭載のゲーミングPCは何年使える?

軽量〜中量級タイトルのフルHDプレイなら2〜3年は快適に使えるでしょう。ただし最新AAAタイトルの要求スペックは年々上がっているため、2028年以降は設定を下げても厳しくなる可能性があります。GPU換装で延命できるケースもあるので、電源容量に余裕のあるモデルを選んでおくと将来性が高まります。

格安BTO(MDL.make・OZgaming)は安全?

MDL.makeは大阪の「メタデータラボ株式会社」が運営し、鹿児島の自社工場で国内生産。OZgamingは千葉の「株式会社オズテック」が運営で、累計15,000台以上の販売実績があります(OZgaming公式 会社概要参照)。どちらもLINEサポートや1年保証を提供しており、購入自体は問題ありません。ただし大手BTOと比べると納期が長め(5〜30営業日)で、電話サポートがない点は覚悟しておきましょう。詳しくはMDL.makeの評判レビューOZgamingの評判検証をご覧ください。

ゲーミングPCを買うなら何円くらいが目安?

目安は用途によって変わります。軽量eスポーツタイトル中心なら13〜15万円(RTX 3050搭載)、AAAタイトルも含めてフルHDで快適に遊びたいなら18〜20万円(RTX 5060搭載)、WQHDや高画質を求めるなら25万円以上(RTX 5070以上)が現実的なラインです。予算別の選び方ガイドも参考にしてください。

※ fps値はゲームバージョン・ドライバ・CPU構成・画面解像度・画質設定により変動します。上記は各種ベンチマークサイトの実測値を参考にした目安です。

まとめ|最安で始めるか、あと数万円で快適を取るか

この記事の結論
「10万円以下の新品ゲーミングPC」は現在ほぼ存在しません。RTX 3050搭載の最安モデルはドスパラ THIRDWAVE AM-R5A35A-01B(132,980円)で、総合力ではNEXTGEAR JG-A5G5A(144,800円・SSD 1TB・3年保証)がベストバイです。Valorant・Apex Legends・フォートナイトなどの軽量タイトルをフルHDで楽しむには十分な性能ですが、最新AAAタイトルの高画質プレイは厳しい点を理解したうえで選びましょう。

予算を18万円台まで伸ばせるなら、NEXTGEAR JG-A5G60(RTX 5060搭載・184,800円)でGPコスパ指数が約1.7倍に向上します。「まず最安で始めて、後からGPUだけ換装する」という戦略も有効です。

最安ラインで買うなら「何年後かにGPUだけ換装する前提」で電源と拡張性を重視すること。もう少し予算があるなら、RTX 5060搭載モデルが圧倒的に満足度が高い。自分の予算とプレイしたいゲームに合わせて、後悔しない1台を選んでほしい。

こんな人におすすめ
  • Valorant・Apex・フォートナイトなど軽量タイトルがメインで、SSD容量や保証も含めてバランスよく選びたい人 → NEXTGEAR JG-A5G5A(144,800円)
  • とにかく初期費用を1円でも抑えたい人・SSD増設や保証の短さは自力で対処できる人 → ドスパラ THIRDWAVE AM-R5A35A-01B(132,980円)
  • CPU性能と電源品質を重視し、将来のGPU換装を見据えたい中級者 → MDL.make MD3555(144,500円)
  • 予算を少し伸ばしてでも「後悔しないコスパ」を重視する人 → NEXTGEAR JG-A5G60(184,800円)
購入前の確認リスト
  • プレイしたいゲームの推奨スペックを確認したか
  • メモリがデュアルチャネル(8GB×2 または 16GB×2)構成か
  • SSD容量は足りるか(500GBなら増設の覚悟があるか)
  • 電源容量は将来のGPU換装を見据えて十分か(550W以上推奨)
  • 保証期間・サポート体制(電話 or LINE)を確認したか
  • モニター・マウス・キーボードなど周辺機器の予算も含めて計算したか
  • 無線LAN・Bluetooth が必要な場合、搭載またはオプション追加したか
この記事で紹介した主な製品リンク
NEXTGEAR JG-A5G5A(マウスコンピューター)

RTX 3050 / SSD 1TB / 3年保証。最安ラインの総合ベストバイ。

ドスパラ THIRDWAVE AM-R5A35A-01B

RTX 3050 / SSD 500GB / 1年保証。価格最安の132,980円。

MDL.make MD3555

Ryzen 5 5500 / 650W GOLD電源。CPU・電源品質重視の中級者向け。

NEXTGEAR JG-A5G60(マウスコンピューター)

RTX 5060搭載。+4万円でGPU性能が2倍以上に。コスパの分岐点。

\ SSD 1TB・3年保証の安心モデル /

\ RTX 3050搭載で最安 /

\ 国内生産・650W GOLD電源 /

\ +4万円でGPU性能2倍!コスパの分岐点 /

▶ 関連記事:15万円ゲーミングPCおすすめ|GPコスパ指数で損しない1台を比較

▶ 関連記事:ゲーミングPCおすすめランキング|用途・予算別に検証

▶ 関連記事:ゲーミングPCの選び方|初心者が後悔しない全知識

▶ 関連記事:ゲーミングPC一式揃えるといくら?初心者向け予算別の費用内訳

▶ 関連記事:ゲーミングPCで買ってはいけない7つの特徴|後悔しない選び方

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次